リヴァプールが3点ビハインドからの大逆転! クロップ「100%この出来事を忘れない」

リヴァプールは敗退が濃厚な状況から大逆転で決勝進出を決めた photo/Getty Images

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敗退濃厚から怒涛の4連発

この結末、はたしてどれほどの人が予想できただろうか。現地時間7日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグでリヴァプールはバルセロナ相手に大逆転勝利をおさめた。

敵地カンプ・ノウでの1stレグを0-3で落とし、準決勝敗退の危機に追い込まれていたリヴァプール。しかし、ホームであるアンフィールドに帰ってきた彼らは2ndレグで怒涛のゴールラッシュを披露する。リヴァプールは試合開始早々の前半7分にFWディボック・オリギの得点で先制すると、後半9分と11分にはMFジョルジニオ・ワイナルドゥムが立て続けにゴールを奪う。トドメは後半34分、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが相手の意表を突くコーナーキックを蹴りこむと、これにオリギが合わせて4点目。試合は4-0のまま終了し、リヴァプールが2戦合計スコア4-3で2季連続となる決勝進出を決めた。この奇跡ともいえる決勝進出にユルゲン・クロップ監督も大興奮。試合後、大仕事をやってのけた選手たちを称えた。

「僕はこのチームの監督であることを誇りに思う。今夜彼らがしたのは信じられないことだ、とても特別だね。以前起きたかも、これからまた起きるかもわからないけど100%この出来事を忘れない。選手はそれだけのことをやってのけたし、輝いていたよ」
クロップ監督がこのように語ったことを英『Liverpool Echo』が伝えている。さらに指揮官は記者が「最高の夜になったか」と質問すると、冗談を交えながら次のように回答した。

「トップ3だね! 特別な夜、とても特別さ。バルセロナに勝つことはサッカー界で最も難しいことの1つであるのは明らかだ。0-3から勝つのは簡単なことではないよ。怪我人もいた中で僕らが勝てるかを聞いたとき、そうだという人は少なかったと思う。(その状況で)試合に臨み、このようなパフォーマンスを披露したのは信じられないことだよ」

主力のFWモハメド・サラーやFWロベルト・フィルミーノを怪我で欠きながらも、代役であるオリギが結果を出したこの試合。チームが1つになっていることが表れたかのような勝利だった。決勝は現地時間6月1日にスペインのエスタディオ・メトロポリターノで開催される。リヴァプールはこの勢いに乗ったまま昨年の雪辱を晴らすことができるのか。

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