CLで2夜連続“奇跡の逆転劇” 日本人選手たちは何を思った?

CL準決勝の感想をTwitterへ綴った長友 photo/Getty Images

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刺激を受ける日本人選手たち

7日から8日にかけてチャンピオンズリーグ・準決勝2ndレグが行われ、リヴァプールとトッテナムが決勝進出を果たした。2夜連続となった奇跡の逆転劇に、世界中の人々が興奮したことだろう。これらの試合を見ていた多くの日本人選手たちも、SNSでCL準決勝の結果に反応している。

アウェイで行われた1stレグを0-3で落とし、背水の陣でバルセロナ戦へ臨んだリヴァプール。開始7分に幸先よく先制すると、54分、56分と立て続けにゴールネットを揺らし、後半の序盤で2戦合計スコアを振り出しに戻す。そして迎えた79分、相手の気が緩んだ一瞬の隙をついた右CKのクイックスタートからディボック・オリギが値千金のゴールを奪い、逆転に成功。2戦合計スコアを4-3としたリヴァプールは、2年連続で決勝へ駒を進めた。

一方のトッテナムは、アヤックスの本拠地へ乗り込んだ。1stレグを落としたものの、スコアは0-1ということもあり、まだまだ逆転の可能性は大いにあった。しかし、5分、35分と失点してしまい、前半を終えた時点で2戦合計スコアが0-3となり、逆転は絶望的な状況に。ただ、トッテナムの選手たちは最後まで諦めることはなかった。55分にルーカス・モウラが1点返すと、勢いそのままに同選手が59分にもゴールを奪い、1点差に。その後は両チームともに決定機を作るも、GKの好セーブなどに阻まれ、ただただ時間だけが過ぎていく。このままアヤックスが逃げ切るかと思われたが、ラストにドラマが待っていた。アディショナルタイムは5分と表示され、ラストワンプレイかというところで、三度ルーカス・モウラがゴールネットを揺らし、2戦合計スコアを3-3に。アウェイゴールの差で、トッテナムが逆転突破を決めたのだ。
リヴァプール対バルセロナ戦の際にもTwitterへ「リヴァプール凄すぎ。感動したわ。フットボールさんどんだけ心震わせてくれるんや」と綴っていたガラタサライのDF長友佑都は、アヤックス対トッテナム戦後にも更新。「チャンピオンズリーグって何なん? ドラマありすぎ。2日連続でやばい試合見たわ。フットボールさん怖いよ。苦笑」と述べている。

同じリーグで戦うアヤックスの躍進に注目し、以前からTwitterへ思いを綴ってヘーレンフェーンのMF小林祐希も、アヤックス対トッテナム戦後に「マジでやばい」や「チームの総走行距離はJリーグのチームの方が多いかもしれない。けど、インテンシティの高さ、球際の激しさ、テンポの速さ、どれも半端じゃない」と投稿した。

また、セレッソ大阪のFW都倉賢も「リバプールにトッテナム……サッカーってやっぱり凄いな! スラダンの井上先生ですらこの展開にしたら批判されるはず……笑。スーパーな試合をしたプレミア同士の決勝は間違いなくインテンシティの高い観ていてワクワクするような試合になる事まちがいなーし! いやーこの2日間相当な刺激をもらったな!」と綴っている。いつかこういった試合で、日本人選手が活躍する姿も見てみたいものだ。

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