アンタッチャブルな”5人”がいる! 何があっても手放せないユーヴェの柱

来季ユヴェントスを引っ張るのは…… photo/Getty Images

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彼らが来季の軸になる

今後ユヴェントスの指揮官がどうなっていくのかは分からないが、1つはっきりとしていることがある。それは、絶対に手放すことは許されないアンタッチャブルな5選手がいるということだ。誰が指揮官になろうとも、ユヴェントスの軸となる5人は決まっている。

伊『Sky SPORT』によると、ユヴェントスが手放せない選手の1人目はGKヴォイチェフ・シュチェスニー。全盛期のジャンルイジ・ブッフォンと比較されると苦しいが、シュチェスニーも新たな守護神として奮闘を続けている。今夏の補強でもGKに大物を獲るといった話題は出ていないため、今後もシュチェスニーは重要な戦力となっていくのだろう。

DFではレオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニの名前が挙げられている。この2人は最終ラインの軸で、簡単には手放せない。今季はチャンピオンズリーグ・ベスト8でアヤックスに敗れたが、キエッリーニがいれば展開がどうなっていたかは分からない。それほどベテランコンビは重要な存在なのだ。
4人目は中盤でハードワークを繰り返すMFブレーズ・マテュイディ。左のインサイドハーフで上下動を繰り返してくれるマテュイディは貴重な存在で、その運動量に助けられた場面は多かった。マテュイディが左サイドを駆け上がってくる動きは非常に効いており、その貢献度は今後も欠かせない。

そして最後はもちろんFWクリスティアーノ・ロナウド。長くチームに留まることはないだろうが、少なくとも来季はユヴェントスのキーマンであり続けるだろう。本人もチャンピオンズリーグ制覇を狙っているはずで、2年目の来季が真の勝負となる。来季もユヴェントスはロナウドを中心としたチーム作りを進めていくはずだ。

あとはここに他の選手を加えていくやり方となる。ボヌッチとキエッリーニのバックアッパーが手薄なセンターバック、やや質が物足りないとも言われた中盤などが補強ポイントとなってくるだろう。来季この5人がフル稼働し、優秀な新戦力を数名加えられれば問題なく優勝候補と呼ばれるようになるはず。来季リベンジに燃えるイタリア王者が楽しみだ。

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