なでしこジャパン、再び“世界一”になる可能性は? 女子W杯の優勝予想オッズ

2011年大会では優勝したなでしこジャパン。再び世界の頂を目指す photo/Getty Images

5番目に低いオッズに

女子サッカーの世界一を決める『FIFA 女子ワールドカップ フランス 2019』の開幕まで1ヶ月を切った(開催期間:6月7日〜7月7日)。先日、なでしこジャパンも同大会へ臨むメンバーを発表し注目を集めたが、そんな4年に1度の祭典を前に、大手ブックメーカーらが優勝予想を行なっている。現時点でのオッズを一部を紹介しよう。

まずは『sky bet』だ。同ブックメーカーが最も優勝の可能性が高いと見ているのが、開催国のフランス代表と前大会覇者のアメリカ代表だ。ともに「4.50倍」のオッズがつけられている。そして3番目に「7.00倍」で、リオ五輪で金メダルを獲得したドイツ代表と、前大会3位のイングランド代表が続く。そんな中、王座奪還を目指すなでしこジャパンは5番目にランクイン。オッズは「15.00倍」となっている。

次に『William HILL』。同ブックメーカーは開催地がフランスであることから、欧州の出場国を優位に見ているのかもしれない。フランスが単独で一番低いオッズ(3.25倍)に。2番目にアメリカ(4.33倍)、3番目にドイツとイングランド(6.50倍)、5番目に日本とオランダ(11.00倍)となっているのだ。そのほかにも、スペインやスウェーデンなども『sky bet』のものより『William HILL』の方が順位が上がっている。

一方で、『365bet』はFIFAランクを重視か。同6位のオーストラリアが、日本とオランダと並んで「15.00倍」となっており、5番目に低いオッズとなっている。また、同5位のカナダも、『sky bet』や『William HILL』での前評判よりも良くなり、8番目に入っていた。

3つの大手ブックメーカで、5番目に優勝の可能性が高いと見られているなでしこジャパン。決して評価は低くないが、この前評判を覆し、再び世界の頂点に立つことができるのか。W杯での飛躍に期待だ。

優勝予想オッズの上位は以下の通り(FIFAランク)
※左から『sky bet』、『William HILL』、『365bet』

フランス代表(4位) 4.50倍、3.25倍、4.50倍、
アメリカ代表(1位) 4.50倍、4.33倍、4.50倍、
ドイツ代表(2位) 7.00倍、6.50倍、6.50倍
イングランド代表(3位) 7.00倍、6.50倍、7.00倍、
日本代表(7位) 15.00倍、11.00倍、15.00倍
オランダ代表(8位) 17.00倍、11.00倍、15.00倍
オーストラリア代表(6位) 19.00倍、21.00倍、15.00倍
ブラジル代表(10位) 21.00倍、17.00倍、26.00倍
スペイン代表(13位) 21.00倍、15.00倍、26.00倍
カナダ代表(5位) 26.00倍、34.00倍、21.00倍
スウェーデン代表(9位) 26.00倍、17.00倍、26.00倍

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ