酒井宏樹がいない時にマルセイユは負けた! 高まり続ける”大型SB”の存在感

マルセイユの酒井  photo/Getty Images

サポーターからの評価も高い

残念ながら今季はヨーロッパリーグへの出場権確保に失敗してしまったが、マルセイユで日本代表DF酒井宏樹は相変わらず高い評価を受けている。本職の右サイドバックはもちろん、時には左サイドバック、そのサイズを活かしてセンターバックを任されることもあり、最終ラインにおいて絶対に外せない存在だ。

特に酒井の重要性を感じさせたのが、アジアカップが開催されていた今年1月からの1ヶ月間だ。酒井は日本代表に合流すべくマルセイユを離脱したのだが、この間にマルセイユはサンテティエンヌ、リール、ランスに敗れるなど大苦戦。全ての理由が酒井にあるわけではないだろうが、酒井が離脱している間に勝ち点を取りこぼしていたのは事実だ。

酒井が復帰した2月5日のボルドー戦ではきっちりと2-0の勝利を収めており、指揮官リュディ・ガルシアにとって酒井は絶対的な存在だ。酒井とマルセイユの契約は2021年夏までとなっているが、仏『Lephoceen』は今の活躍ぶりから契約延長に値するのではないかとの考えを示している。

同メディアのアンケートでも、契約延長すべきと答えたサポーターは90%を超えている。酒井がマルセイユに加わったのは2016年だが、この3年間で酒井はマルセイユサポーターのハートをがっちりと掴んでいる。その貢献度の高さは誰もが理解していることだろう。

世界的に見ても183cmの高さを誇る大型サイドバックは決して多くない。マルセイユに加わってからの酒井は守備も伸びており、リーグ・アンの中でもトップレベルのサイドバックと言っていいはずだ。

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