インテルの補強第1号は何でもこなす伊代表MF? カリアリの中盤支える22歳

バレッラは今季カリアリでリーグ戦33試合に出場した photo/Getty Images

今冬すでに接触済み

今夏の移籍市場でインテルは中盤の補強から着手するのか。カリアリに所属するイタリア代表MFニコロ・バレッラの獲得が近いようだ。

バレッラは22歳のインサイドハーフ。豊富な運動量に加え、前線の空いたスペースに飛び出す動き、強烈なミドルシュートが魅力の選手だ。守備面でも相手の攻撃の芽を摘み取るタックルが光る。まさに何でもこなす“現代的”なMFと言えるだろう。昨年イタリア代表デビューを飾った逸材には、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドも興味を持っていた。

しかし伊『calciomercato』によると、インテルとバレッラは今冬すでに接触済みとのこと。その場でルチアーノ・スパレッティ監督と直接話した同選手は好反応を示したという。インテル加入が濃厚な状況となっている。

これをうけて、インテルはウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノの売却を推し進めるとも同メディアは伝えた。ベシーノの移籍金は2500万から3000万ユーロとされるが、買い手はつくか。バレッラ獲得のために人員整理も兼ねて、インテルは何としてでもこのウルグアイ人を現金化したいと必死なようだ。

今季はここまで3位とまずまずの戦いを披露したインテル。5位ミランとの差は残り2試合で4ポイントと、余程のことがない限り来季のCL出場はほぼ決まったと言っていいだろう。セリエAの覇権奪回もだが、欧州の舞台で戦うために戦力補強は必須。はたして、バレッラをその第1号として迎えることはできるのだろうか。

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