”イタリアのロッベン”も! ミランが今夏狙うブレイク候補生“3名”

オルソリーニは“イタリアのロッベン”との呼び声も高い photo/Getty Images

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才能の片鱗見せる若人を確保できるか

今季ここまでセリエAで5位のミラン。シーズン後半戦のほとんどを4位以内で過ごした彼らだが、終盤戦にきて来季CL出場に黄色信号が点灯している。

もし逆転でのトップ4入りを果たしたとしても、このままでチャンピオンズリーグを戦うのは厳しいだろう。それはクラブも重々承知なようで伊『calciomercato』によると、ミランは今夏3人の若手有望株を確保するために動き出しているようだ。

・ステファノ・センシ(MF/サッスオーロ/23歳)
サッスオーロの中盤を支えるレジスタ。イタリアの世代別代表では背番号10を着用し昨年フル代表デビューも飾った逸材だ。昨季まではクラブでなかなか出場機会を伸ばせなかったが、今季の彼は完全にレギュラーとして定着。リーグ戦で28試合に出場し2ゴール5アシストをマークしている。今夏での退団が噂されるMFティエムエ・バカヨコとMFルーカス・ビリアの後釜としては十分すぎる人材かもしれない。

・リッカルド・オルソリーニ(FW/ボローニャ/22歳)

右サイドを主戦場とする快速レフティー。カットインからの鋭いシュートやラストパスは圧巻だ。“イタリアのロッベン”との呼び声も高くその将来を嘱望されているオルソリーニは、今季リーグ戦33試合に出場し7ゴール5アシストとボローニャ攻撃陣を牽引した。両サイドにスピードのあるアタッカーが少ないミランでは貴重な存在となるだろう。

・アラン・サン・マクシマン(FW/ニース/22歳)

サイドを主戦場としているが中央でもプレイ可能なドリブラー。狭いスペースでも強引に突破する打開力が光る選手だ。今季は仮病で試合を欠場するなどやや素行不良が目立つこともあったが、ニースでは不動の地位を築いている。今季は32試合の出場で6ゴール4アシスト。

今季はFWクシシュトフ・ピョンテクやMFルーカス・パケタといった若手が台頭したミラン。はたして“ロッソ・ネリ”はこの2人に続くヤングスターを迎え入れることはできるのだろうか。

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