グリーズマンの全盛期はもう過ぎた? バルサは獲得へ動くべきなのか

アトレティコのグリーズマン photo/Getty Images

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28歳のFWに厳しい指摘も

今季限りでアトレティコ・マドリードを離れることを表明しているFWアントワーヌ・グリーズマンは、バルセロナ行きが近いのではないかと言われている。グリーズマンは昨夏にもバルセロナ行きが噂され、リオネル・メッシやルイス・スアレスらと絡めばどんなプレイを見せてくれるのか非常に興味深い。

しかし、グリーズマンは本当に今獲得すべき選手なのだろうか。スペイン『as』は、28歳のグリーズマンについて「ピークは過ぎたのではないか?」と主張している。

気になるのはアトレティコでの成績だ。今季グリーズマンはここまで全てのコンペティションを合わせて21の得点を奪っているが、これはアトレティコ加入以降ワーストの数字だ。最も良かったのはチャンピオンズリーグ決勝にも進出した2015-16シーズンで、当時は32得点奪っている。昨季はそれに次ぐ29得点を挙げているのだが、同メディアは今季調子が上がらなかったことを気にかけている。
シュート成功率も今季は15.44%に落ちており、これもワーストだ。2015-16シーズンには24.24%の数字を残していたため、これも同メディアの中で引っかかる要素になっている。

もちろん昨夏にはロシアワールドカップがあったため、その疲労が今季に何らかの影響を与えたのは間違いない。グリーズマンをエースとするフランス代表は優勝まで果たしており、グリーズマンへの負担もかなりのものがあったはず。

とはいえ、28歳となった今のグリーズマンに1億ユーロ以上もの資金を使って獲得する必要性があるのかは微妙なところだ。同じレフティーのメッシとどう起用していくのかも分かりづらい。大きな戦力となるのは間違いないが、グリーズマンはバルセロナサポーターが待ち望む選手なのだろうか。

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