ベンチでもOK? レアルの”魔術師”はジダンの要請を受けて残留決断か

レアルのジダンとイスコ photo/Getty Images

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来季へ向けて準備は着々と

最近はガレス・ベイル、ケイロル・ナバスらに戦力外通告を言い渡したとされるレアル・マドリード指揮官ジネディーヌ・ジダン。自身が考える来季の構想を選手たちにストレートに話しているようだが、今度はMFイスコに自身の考えを伝えたようだ。

イスコはサンティアゴ・ソラーリ前指揮官の下で構想外となり、今夏にはレアルを離れると予想されていた。しかし、ジダンは復帰してからイスコに出場機会を与えて奮起を促している。スペイン『as』によると、ジダンはイスコをこのまま残しておきたいと考えているようだ。

ただし、スタメンが確約されているわけではない。同メディアによれば、ジダンはイスコに対してスタメンには入れないかもしれないが残留してほしいとの考えを伝えたという。そしてイスコもバックアッパーの役割を受け入れると言われている。
ジダンは以前レアルを指揮していた際、イスコをトップ下に置いた[4-4-2]も使用していた。しかし前線を3トップにする[4-3-3]を選択する場合、イスコのポジションは約束されないことになる。今夏にはマンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバやトッテナムMFクリスティアン・エリクセンら一線級のMF獲得案も浮上しており、実現すればポジション争いはますます激しいものとなる。

ジダンは復帰後、イスコに541分間のプレイタイムを与えてきた。これはジダン復帰後ではマルセロ、ラファエル・ヴァラン、カリム・ベンゼマに次いで4番目に多い数字だという。ジダンがイスコの能力を評価しているのは間違いない。スタメンは約束できないとの条件をイスコが呑んでくれれば、非常に強力なバックアッパーとなる。ジダンは来季へ向けて着々と準備を進めているようだが、果たしてどんなチームで開幕を迎えるのか。

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