現サッカー界最速の男、点取り屋MFも マンUが今夏狙える”5人”の実力者

スウォンジーのジェイムズ photo/Getty Images

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超のつくワールドクラスはいないが……

今季リーグ戦で6位に終わったマンチェスター・ユナイテッドは、来季の巻き返しへ向けて今夏に積極的な補強へ動くと予想されている。近年は補強の失敗が続いているだけに、今夏はヒットと呼べる補強を実現したいところだろう。

気になるポイントは誰を獲得するかだが、英『Daily Mirror』が獲得候補に挙がっている選手たちを紹介している。超のつくビッグネームはいないものの、興味深い選手が顔を揃える。

1.ダニエル・ジェイムズ(スウォンジー/MF)

今季プレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)で4得点7アシストの成績を残すジェイムズは、主に左サイドからの仕掛けを得意とするドリブラーだ。ウェールズ代表にも選ばれており、マンUは獲得へ向けてオファーを出しているという。最大の特長はスピードで、同メディアは地球最速の選手の1人とまで称賛している。この突破力がプレミアでも通用すれば面白い。

2.ブルーノ・フェルナンデス(スポルティング・リスボン/MF)



マンUだけでなくマンチェスター・シティも関心を示しているとされるフェルナンデスは、MFとは思えぬ得点力で話題を呼んだ選手だ。今季全てのコンペティションを合わせると32得点を決めており、チェルシーで得点を量産したフランク・ランパードと重ねる声もある。24歳のフェルナンデスもステップアップを求めているはずで、同メディアはポール・ポグバと共演できれば面白いと期待している。

3.デクラン・ライス(ウェストハム/MF)



こちらはかなり前から話題となっていたターゲットだ。今季大きく評価を高めたライスは、イングランド代表にも選出される守備的MFだ。仮にポグバが残留するのであれば、同選手に自由を与えるために中盤で守備的に動く選手が必要となる。ライスにはその能力があり、同メディアは今夏に退団するアンデル・エレーラのアップグレード版とライスを絶賛している。

4.ハリー・マグワイア(レスター・シティ/DF)



センターバックの獲得は今夏マンUが絶対成し遂げなければならないミッションで、マグワイアは昨夏にも獲得リストに挙がっていた。ナポリのカリドゥ・クリバリやレアル・マドリードのラファエル・ヴァランと比較されてしまうと厳しいが、マグワイアもイングランド国内では高く評価される実力者だ。同メディアはクリバリらに比べると低コストでマグワイアを獲得できるはずと考えており、ヴィクトル・リンデロフの新パートナー候補だ。

5.アーロン・ワン・ビサカ(クリスタル・パレス/DF)



アーロン・ワン・ビサカ獲得の噂も数か月前から続いている。右サイドバックは今季ベテランのアシュリー・ヤングが担当していたが、ヤングはサイドバックを本職としてきた選手ではない。右サイドバックも獲得が必要なポジションで、攻守両面でアーロン・ワン・ビサカはヤングの上をいく。マンUには若いジオゴ・ダロトもいるが、まだスタメンでプレイするだけの準備が整っていない。アーロン・ワン・ビサカは理想的なターゲットと言える。


果たしてマンUは理想的な夏を過ごせるのか。まずはトップ4入りを確実にできるチームを作り、3年後くらいには優勝争いに絡みたい。

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