[MIXゾーン]殊勲の2アシストの遠藤渓太 本人が掴んだ手応えとは[映像アリ]

左サイドで何度も力強いドリブルを披露した遠藤渓太 photo/Getty Images

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「良い意味で周りが見えている」

明治安田生命J1リーグの第12節が5月18日に行われ、横浜F・マリノスがヴィッセル神戸に4-1で勝利した。

[4-3-3]の布陣の左ウイングFWで先発したF・マリノスの遠藤渓太が2アシストと躍動。前半31分に敵陣左サイドからスルーパスを送ってFWマルコス・ジュニオールのゴールをお膳立てすると、後半22分にもドリブルで相手DF大崎玲央を振り切り、敵陣ペナルティエリア左隅に侵入。相手GKキム・スンギュを引きつけたうえで中央へパスを送り、李忠成のゴールを演出した。同選手はミックスゾーンで報道陣のインタビューに応じ、チーム全体や自身のパフォーマンスを振り返っている。

「試合全体を通して自分たちのサッカーができたというのが良かったと思いますし、3トップの中で(自分が)なかなか点に絡めていなかったので、2つアシストをとれたのも良かったです。(1アシスト目は)エジガルが斜めに走ってくれたのでスペースが空きました。今までであれば自分でシュートを打っていたかもしれませんが、良い意味で周りが見えてきているのかなと思います。(2アシスト目も)完璧でしたね。あそこで冷静になってひとつ(ワンテンポ)溜めてからパスを出せたのが良かったですし、チュンくん(李忠成)も動き直してくれていたんで、(今季のリーグ戦)初ゴールをアシストできて光栄だなと思っています。(ワンテンポ溜めずに)マイナスのクロスを出していたらボールが相手の足に引っ掛かっていたと思うので、溜めれて良かったです」
後半43分にも惜しいミドルシュートを放った遠藤は「あれは自分でいけると思いましたし、縦をかましたぶん(縦へのドリブルを何度も見せたぶん)中が空いてくると考えていました。シュートが決まれば良かったですが、相手にとっては嫌だったのではないでしょうか」と、自身のプレイ選択への手応えを口にしている。自分で仕掛けるべきか周りを活かすべきかの選択が終始的確だった同選手だが、今後も好調を維持し、F・マリノスの攻撃を牽引できるだろうか。



参照元:youtube(遠藤のアシストは1分08秒~、3分25秒~)

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