川崎に“バンディエラ”が帰ってきた! ピッチに立てる喜びを明かした中村憲剛

ケガから復帰を果たし、80分までプレイした中村憲剛 photo/Getty Images

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結果を残せなかった悔しさも吐露

川崎フロンターレは17日、明治安田生命J1リーグ第12節で、前指揮官の風間八宏監督が率いる名古屋グランパスと対戦した。前半終了間際の45分に先制点を許すも、69分にレアンドロ・ダミアンのゴールで試合を振り出しに戻す。その後、両チームともに最後まで集中を切らさず、一歩も譲らない展開となり、再びスコアが動くことはなく1-1のドローとなっている。

この一戦でケガからの復帰を果たし、リーグ戦では4月5日に行われた第6節セレッソ大阪戦以来、6試合ぶりにスターティングメンバーに名を連ねた中村憲剛。チームのバンディエラが試合後にブログを更新すると、ピッチに立てる喜びなどを綴った。

「平日にも関わらず両チームサポーターのみなさん素晴らしい雰囲気を作っていただきありがとうございました。試合が終わったとき、引き分けにも関わらずスタジアムにあれだけの拍手が起こったことは長い選手生活の中で記憶にないです。それだけみなさんから期待されていると思うし、もっと質を上げれるように頑張ります」
「個人的なことですが、ここ数年ここまでケガで試合から離れていたことはなかったので、ピッチでプレイできることはやはりサッカー選手最大の喜びであると、この歳になって言うのもなんですが改めて思いました。復帰したから嬉しいではなく、勝利に貢献してこそなのでとても悔しいです。でもそれも感じれないところにいたのでまた一歩踏み出せたと思います。またここから頑張ります」

今季早くもリーグ戦の3分の1を消化したが、まだまだ先は長い。ケガ人の続出もあって若手の台頭が目立つ川崎だが、Jリーグ3連覇を成し遂げるためには、間違いなく経験豊富な中村の力が必要となってくるだろう。これからの巻き返しに期待したいところだ。

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