1秒でも長くアヤックスで バルサ行き内定の22歳が審判にお願いしたことは[映像アリ]

アヤックスを去るフレンキー・デ・ヨング photo/Getty Images

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1シーズン限りの黄金若手軍団

今季チャンピオンズリーグで大躍進したアヤックスは、15日に行われたエールディヴィジ延期分の第33節でデ・フラーフスハップに4-1の勝利を収めてリーグ制覇を決めた。これでリーグ戦の全日程を消化することになり、今季のアヤックスはリーグ戦とKNVBカップとの2冠を果たすこととなった。

ハッピーな形でのフィニッシュだが、同時に寂しさもある。今季世界のサッカーファンを驚かせた若き黄金軍団は今夏に主力の一部がビッグクラブに引き抜かれると予想されており、このメンバーで戦うことはない。まさに1シーズン限りのチームだったと言える。

すでにバルセロナ行きが決定しているMFフレンキー・デ・ヨングもその1人で、中盤で圧倒的な支配力を見せた22歳のMFをアヤックスは失うことになる。デ・ヨングは当然のことながら優勝を決めたデ・フラーフスハップ戦にも先発フル出場していたのだが、デ・ヨングも長年プレイしてきたアヤックスで迎えるラストゲームに特別な思いがあったのだろう。試合中にレフェリーと微笑ましいやり取りがあったという。
英『GIVE ME SPORT』が注目しているが、デ・ヨングは試合の終盤にレフェリーのところへ歩み寄り、ロスタイムをできるだけ長くしてほしいとお願いしていたというのだ。可能な限りアヤックスで、このメンバーとサポーターの前でプレイしたいとの思いがあったのだろう。4-1という余裕あるスコアだからこそ可能だったリクエストではあるものの、デ・ヨングの行動はサポーターにとっても特別なものだろう。



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