一番良かったのはソラーリでは? 勝てないジダン・レアルに厳しい視線も

レアルを指揮するジダン photo/Getty Images

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今季は3人がチームを指揮

悪夢と言えるレアル・マドリードのシーズンが終了した。チャンピオンズリーグではベスト16で敗れ、リーグ戦では12敗も喫して3位に。クリスティアーノ・ロナウドが抜けたとはいえ、ここまで落ち込むと想像していた人も少なかったのではないか。

スペイン『MARCA』がシーズンを振り返っているが、今季レアルでは2度の監督交代が起きた。まずは開幕から指揮していたフレン・ロペテギが10月に解任となり、ひとまずサンティアゴ・ソラーリがベンチに座った。その後、3月にジネディーヌ・ジダンの復帰が発表という流れで、3人の指揮官は何とかチームを立て直そうと奮闘した。

ただ、こうして見るとソラーリが最も上手くチームをコントロールしたのではないか。同メディアは勝率に注目しているが、ロペテギは3人の中で最低の42.86%、ジダンは復帰してから5勝2分4敗で勝率45.45%、ソラーリは2人を上回る68.75%の勝率を残している。
ソラーリはヴィニシウス・ジュニオールやセルヒオ・レギロン、フェデリコ・バルベルデら若い選手にチャンスを与え、クラブワールドカップも制している。チャンピオンズリーグのベスト16でアヤックスに大敗したことが印象を悪くしているが、全体的に見ればソラーリは上手くチームを立て直していた。

同メディアは「今季のレアル最高の指揮官はソラーリ」と伝えており、その仕事ぶりは評価されるべきだろう。一方でジダンの評価は怪しいものとなってきており、名将の地位を守るには来季に結果で証明するしかない。

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