マンCが求める人材はリヴァプールにいる!? “忘れられた男”をOBが薦める

ララーナはリヴァプールで定位置を獲得できていない photo/Getty Images

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「マンCの短所を補うためには完璧」

マンチェスター・シティが求める人材は、意外なところにいたのかもしれない。ジョゼップ・グアルディオラ監督が標榜するサッカーは、“ポジショナルプレイ”と呼ばれる概念を念頭に置いて展開される。難解な概念だが、端的に言えば「選手がどの位置にいるのが一番効果的か」を突き詰めたサッカーだ。

この戦術には、様々なポジションにおいてその枠組みにとらわれない選手が重要となってくる。味方との距離感を常に気にかけ、相手の嫌なスペースでパスを受けることができる選手。MFケビン・デ・ブライネやMFダビド・シルバはその最たる例だろう。このタスクをこなせる選手は、サッカー界においてそう多くは存在しない。

しかしマンCのOBであるダニー・ミルズ氏は、ある1人の選手がグアルディオラのチームにフィットするはずだと主張している。今季マンCと優勝を争ったリヴァプールに所属するMFアダム・ララーナだ。
「君らはララーナのことをほとんど忘れているけど、彼は非常に才能豊かなサッカー選手だ。彼はグアルディオラのスタイルにとてもフィットすると思うね。ダーツのようで、クレバーな彼の走りは、マンCの短所を補うために完璧(な要素)だよ」

ミルズ氏がこのように語ったことを英『talkSPORT』が伝えている。もちろん、リヴァプールであまり試合に絡めなかったララーナがマンCのサッカーに馴染めるかは未知数。獲得となれば、多くの批判的な意見が出るかもしれない。

しかしララーナがかつての姿を取り戻せば、類稀なるテクニックやその走力、相手の間でパスを受ける動きでチームにプラスの要素をもたらす可能性もある。度重なる怪我で"忘れられた男"となってしまったララーナだが、もう一度彼の輝く姿を見たいファンは多いはず。マンCの補強プランの1つとしては、面白いのではないだろうか。

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