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驚異のスピードスターが”4番手”に!? 激しすぎるマンCのウイング争い|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

驚異のスピードスターが”4番手”に!? 激しすぎるマンCのウイング争い

ペップから指示を受けるサネ photo/Getty Images

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バイエルン行きが可能との見方も

バイエルンでは今季限りでFWアリエン・ロッベンとフランク・リベリが退団するため、ロッベリーの後継者探しが行われている。その中で名前が挙がってきたのが、マンチェスター・シティFWレロイ・サネだ。マンCを指揮するジョゼップ・グアルディオラも放出に前向きな姿勢を見せているとも言われており、ここへきてサネのバイエルン行きの話題が急加速している。

この話題が出たのは、マンCにおいてサネの序列が少し怪しくなってきているからだ。サネはチーム内でも1、2を争うほどのスピードスターであり、縦への急加速は恐ろしいレベルにある。ラヒーム・スターリングとのウイングコンビは昨季も機能していたのだが、今季はウイングのポジションを巡る争いが激しくなった。

昨夏にレスター・シティからリヤド・マフレズが加入し、さらにベルナルド・シウバが急成長。サイドのポジションを4人で争うような構図となり、サネがスタメンから外れる機会も出てきた。
英『Daily Mail』は、最近の起用法からサネはグアルディオラの中で4番手に落ちたのではないかとの見方を示している。同メディアが注目しているのはビッグゲームでの起用法で、例えばサネはリーグ制覇がかかった最終節のブライトン戦をベンチで過ごしている。さらに続くワトフォードとのFA杯決勝でも73分からの途中出場となっており、この2試合ではマフレズとスターリングが先発している。

チャンピオンズリーグを見ても、サネはトッテナムとの準々決勝で1stレグと2ndレグの両方を合わせて7分間しかプレイしていない。2ndレグではMFケビン・デ・ブライネが中盤に復帰したため、ベルナルド・シウバとスターリングがワイドな位置で先発している。今季怪我が続いていたデ・ブライネがコンディションを取り戻せば、ベルナルド・シウバが右のウイングで起用される機会も増えるはず。そうなるとサネの立場はさらに怪しくなってくる。

今季はリーグ戦で10得点11アシストと見事な成績を残しているのだが、サネは4番手まで降格したのか。バイエルン行きも現実的なプランかもしれないが、サッカー界でもトップレベルのスピードを誇るレフティーがロッベンの後継者となるのだろうか。

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