もう1人の”C・ロナウド2世”!? フェリックスとは違うポルトガルの才能

セレブレーション披露するジョアン・フィリペ photo/Getty Images

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同じベンフィカに所属する20歳

現在クリスティアーノ・ロナウド2世と言われて頭に思い浮かべるのは、ベンフィカで躍動する19歳のジョアン・フェリックスだろう。甘いマスクを持つフェリックスは今夏の市場でも大きな注目を集めており、ビッグクラブへ向かう日は近い。

しかし、もう1人クリスティアーノ・ロナウド2世と紹介されている選手がいる。ポルトガル『Record』によると、現在トッテナムが追いかけているのが同じベンフィカでプレイする20歳のFWジョアン・フィリペだ。「ジョタ」の愛称で知られるアタッカーは、まだトップチームでポジションを獲得できているわけではない。ベンフィカのBチームでプレイすることも多いが、そのポテンシャルが高く評価されている。

何より派手なのは、世代別のポルトガル代表で収めてきた成績だ。ジョアン・フィリペの世代は将来の黄金世代と注目を集めるが、ジョアン・フィリペは2016年のU-17欧州選手権、昨年のU-19欧州選手権の両方で優勝を経験している。
しかも両大会でベストイレブンに選ばれ、U-19欧州選手権では5得点を挙げて大会得点王に輝いている。ユース年代での経歴は文句のつけようもないパーフェクトなものだ。

英『Squawka』は、そんなジョアン・フィリペをもう1人のクリスティアーノ・ロナウド2世と捉えている。トッテナム以外にもバイエルンやレアル・マドリードも関心を示していたようで、注目すべきはジョアン・フェリックスだけではない。数年後にはポルトガル代表でジョアン・フィリペとジョアン・フェリックスが共演する可能性もあり、ポルトガルサッカー界の未来は明るい。

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