20歳はチェルシーの新エースとなれるか 「若い選手として見られたくはない」

プリシッチはアザールの後継者として期待されている photo/Getty Images

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子どもたちの期待も背負う

チェルシーのベルギー代表FWエデン・アザールは今夏、レアル・マドリードへの移籍が近いと連日報じられている。チェルシーにとって、彼を失うことが大きな損失であることは間違いない。エースの放出が濃厚となっている今、同クラブは早急に彼の代役となる選手を探す必要がある。

その候補として期待されているのが、現在ドルトムントにレンタル移籍しているアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチだ。プリシッチは決定力にやや難はあるものの、アザールのように積極的にドリブルを仕掛け、ゴールとアシストを両立できるタイプの選手。プレミアの激しいディフェンスに対応できるかの問題もあるが、時間をかけて順応できれば非常に面白い存在となるだろう。

そんなプリシッチが英『BBC』のインタビューに登場。本人もアザールの後継者として期待されている自覚があるようで「エデンがやることなすこと、全て素晴らしいね。彼は見上げるべき存在だし、僕がああなりたいと思う選手だよ。(自分がすべきことは)間違いなくゴールさ。どんな選手も僕と同じチームでプレイしたいと思うだろうね」と自身に満ち溢れたコメントを残している。さらにこの20歳は、自身の年齢とパフォーマンスは関係ないと訴えた。
「若い選手として見られたくはない。僕はこのリーグで成功して、誰からも尊敬される選手になりたいんだ。これは僕にとって全く新しいことであり、多くのアメリカ人が経験したことではない。この立場にいることは嬉しいよ。アメリカの子どもたちにインスピレーションを与えることができる」

母国の期待も背負ってプレミアリーグに初上陸するプリシッチ。はたして、この若武者はイングランドで成功をおさめることができるのか。アメリカだけでなく、世界中のサッカー少年たちの希望となりたいところだ。

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