[MIXゾーン]またもF・マリノスの大勝に貢献 M・ジュニオール躍動の理由は?

磐田戦で1G1Aを記録したマルコス・ジュニオール photo/Getty Images

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布陣変更が功を奏する

明治安田生命J1リーグの第13節が5月26日に行われ、横浜F・マリノスがジュビロ磐田に4-0で勝利した。

この試合で[4-2-1-3]の布陣のトップ下のポジションでプレイしたF・マリノスのFWマルコス・ジュニオールが、1得点1アシストの活躍。前半40分に敵陣バイタルエリアで相手のクリアボールを拾うと、ペナルティエリア内で左足を振り抜き先制ゴールをゲット。さらに後半15分には自陣からのドリブルでボールを運び、絶妙なスルーパスでFW仲川輝人のゴールをお膳立てした。同選手はミックスゾーンで報道陣のインタビューに応じ、トップ下でのプレイについて手応えを口にしている。

「(布陣が)2ボランチになってから僕が中央で自由にプレイできるようになりました。(トップ下でのプレイについて)僕自身は好きです。真ん中に留まっていると相手に捕まりやすくなるので、相手の横や背後など、空いているスペースを見つけて常にポジションをとり直すことを心がけています。僕が敵陣で自由に動き回ることはチームにとってプラスだと思いますし、もしこの布陣が機能しなければベンチに(たくさん優秀な)選手がいるので、監督が変えてくれれば良いと思っています。ただ、僕はスターでも何でもなくチーム全体がスターです。チーム全体のパフォーマンスが良いからこそ僕がゴールを決めることができていますし、(起用される)ポジションはどこでも良いと思っています」
今月11日のリーグ第11節でセレッソ大阪に0-3で敗れて以降、中盤の並びを扇原貴宏と喜田拓也の2ボランチ、トップ下にマルコス・ジュニオールを置く形に変更したF・マリノス。この布陣で臨んだ直近のリーグ戦2試合でF・マリノスは計8得点、同選手も2試合連続でゴールを挙げている。中盤を喜田の1アンカーから2ボランチに変えたことで守備の強度が増し、マルコス・ジュニオールが攻撃面でより自由にプレイできるようになったことが、F・マリノスの2戦連続の大勝劇に繋がったのだろう。新布陣に手応えを掴みつつある同クラブの更なる躍進に期待したいところだ。

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