カバーニ、元上司への不満吐露 ネイマールとのPKキッカー騒動で

エメリ元監督(右)への不満を口にしたカバーニ(左) photo/Getty Images

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約束を有耶無耶にされ怒り

パリ・サンジェルマンに在籍中のFWエディンソン・カバーニが、同クラブのFWネイマールとの“PKキッカー騒動”を振り返った。

トラブルが起きたのは、2017年9月17日に行われたリーグ・アン第6節(リヨン戦)。パリ・サンジェルマンは後半33分にPKを獲得したものの、キッカーの座をめぐりカバーニとネイマールが口論に。二人のいざこざは試合後のロッカールームに持ち込まれ、チーム内に暗雲が立ち込めた。

カバーニは米『ESPN』が行ったインタビューで、当時パリ・サンジェルマンを率いていたウナイ・エメリ監督(現アーセナル)の対応を非難。自身がPKキッカーを務めるという約束事を突然反故にし、リヨン戦後にネイマールをキッカーに指名した同監督に不満をぶちまけている。
「あの騒動の責任はエメリ監督にある。(この件については)彼が明確にしなければいけないことだったんだ。僕はネイマールに『PKキッカーは自分だ』と言い続け、(リヨン戦後)ロッカールームに戻ってからも自分の考えを伝えた。なのに監督はネイマールを(突然)キッカーに指名したんだ。僕は『なぜだ』と監督に問いただしたよ。1年前にキッカーは僕と決まっていたはずなんだからね。結局、僕は『(今後は)ネイマールに蹴らせてやってくれ』と返事をしたよ」

ネイマールとの不仲説を否定し続けているカバーニだが、不可解なキッカー変更に踏み切ったエメリ監督に対しては、未だに恨みを抱いているのかもしれない。

 

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