元鹿島MFカイオ、順調にステップアップ! ポルトガル名門への移籍が間近に

ベンフィカへの移籍が間近に迫るカイオ photo/Getty Images

アル・アインに別れの挨拶

UAEのアル・アインに所属するブラジル人MFカイオが、所属クラブに別れを告げた。

現在25歳のカイオは、2014年に千葉国際高校(現・翔凛高校)から鹿島アントラーズへ入団。加入初年度からリーグ戦30試合に出場して8ゴールを記録し、ルーキーながらチームの主力として活躍した。すると、2014シーズンに外国人選手としては初となるJリーグ・ベストヤングプレイヤー賞を受賞している。そして、その後も安定したパフォーマンスを披露し、AFCチャンピオンズリーグなどでも存在感を放つと、この若き逸材に目をつけたアル・アインが2016年7月に獲得。新天地でも結果を残しており、2017-18シーズンはリーグ優勝に貢献し、2018年に行われたFIFAクラブワールドカップではチームを初の準優勝へ導きシルバーボールを獲得していた。

そんなカイオに対し、ポルトガルの名門ベンフィカが興味を示していることが今年1月に話題に。『O JOGO』などいくつかのポルトガルメディアが、2019-20シーズンからの加入と2024年までの5年契約で合意に至ったと報道していた。ただ、クラブからの正式な発表なく、その後の進展に注目が集まっていた。

そんな中、カイオが27日に自身のInstagramを更新。「何かや誰かに大きな愛情を抱いているとき、さよならを言うことは難しいものだ。僕はサッカーで最高の瞬間を過ごしたアル・アインを去ることになった。僕や妻、友人、家族にとって、この3年間は素晴らしい経験になったよ。僕らはこの街、ここに住む人たち、もちろんクラブも大好きだ」や「僕はここにとても満足している。このクラブで100試合以上に出場して多くのゴールやアシストを記録し、2つのタイトルも取った。アル・アインのおかげで、僕の人生の中で最高の瞬間を過ごすことができたよ」などと綴った上で「アル・アイン、ありがとう。みんな、ありがとう! また近いうちに会いましょう」と別れの挨拶を行なった。

順調にステップアップをし、ポルトガルの名門への加入が間近に迫るカイオ。近日中にベンフィカから正式発表があるかもしれない。新天地での活躍にも期待だ。

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