移籍市場でノースロンドンダービー勃発か インテルMFを奪い合い

インテルの中盤を支えるブロゾビッチ photo/Getty Images

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代理人は残留を示唆

今夏移籍市場でノースロンドンダービーが勃発するかもしれない。アーセナルとトッテナムがイタリアで活躍するクロアチア代表MFの獲得にむけて動き出しているようだ。

伊『calciomercato』によると、両チームのターゲットとなっているのはインテルのMFマルセロ・ブロゾビッチ。今季公式戦42試合に出場している彼は、ボール奪取能力に優れており、巧みなパスも供給することができる選手だ。ブロゾビッチが加われば、アーセナルもトッテナムも中盤の強度は間違いなく上がるだろう。しかし、彼の代理人を務めるミロスラフ・ビカニッチ氏は、移籍の可能性が低いことを示唆している。

「マルセロはインテルにとって大事な選手だと思います。彼はミラノを我が家のように、そしてクラブを家族のように感じています。ただ、彼はまだトロフィーを勝ち取っていないので、完全に満足しているわけではありません。しかし、インテルはタイトルを獲得するに値するクラブです。スパレッティ監督の去就にかかわらず、ブロゾビッチは来季もインテルにとどまることになるでしょう」
ビカニッチ氏がこのように語ったことを伊『Gazzetta dello Sport』が伝えている。どうやら、ブロゾビッチ獲得は困難なミッションとなりそうだ。インテルもチームの主軸にまで成長したこの26歳をそう簡単に手放したりはしないだろう。

現状では移籍の可能性が低そうなブロゾビッチだが、来季プレミアリーグに参戦することはあるのだろうか。アーセナルとトッテナムは交渉の腕の見せ所だ。

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