香川真司はエヴァートンへ行くべきだ 英メディアが強烈プッシュする理由

注目集まる香川の新天地 photo/Getty Images

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狙うは欧州カップ戦出場権

今夏にドルトムントを離れると予想されている日本代表MF香川真司には、再びのプレミアリーグ挑戦案が噂されている。香川の獲得に興味を示しているとされるのは、ウェストハムとエヴァートンの2クラブだ。どちらも中堅クラブだが、香川はどちらを選ぶべきなのだろうか。

まだイングランドに行くと決まったわけではないが、英『HITC』はエヴァートンを選ぶべきと香川にアドバイスを送っている。まず単純に順位表で比較すると、エヴァートンは今季8位、対するウェストハムは10位だった。少しでも上のクラブでプレイする道を選ぶなら、エヴァートンということになる。

同メディアがエヴァートン行きをプッシュする理由はそれだけではない。エヴァートンは欧州カップ戦出場権獲得へ選手層に厚みを持たせる必要があり、香川のような選手を欲していると考えているのだ。
「香川はウェストハムよりエヴァートンを選ぶべきだ。香川はエヴァートンが必要とする欧州カップ戦出場権獲得への深みを与えることができる。ドルトムントでは苦戦したが、香川の足にはまだ多くのクオリティがあり、経験も豊富だ。エヴァートン指揮官マルコ・シウバはスタメンにもっとクオリティを求めており、欧州カップ戦出場権獲得や国内カップ戦で成功を収めるために選手層の厚みも必要としている」

また、同メディアはエヴァートンの中盤でチャンスメイクできるMFがギルフィ・シグルズソンくらいしかいないとも伝えており、エヴァートンの方がプレイタイムを確保しやすいのではないかと考えている。香川に求められているのは前線の選手へのチャンスボール供給で、これは最も得意とする分野でもある。

マンチェスター・ユナイテッド時代にプレミアリーグの環境は理解しているはずだが、今度は青いユニフォームに身を包んでイングランドのサッカーファンを驚かせるのも悪くない。

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