“世界最高峰のセンターバック”だった男はどこへ? 新天地候補は

バイエルンのボアテング photo/Getty Images

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バイエルンでは戦力外か

数年前は世界最高のセンターバックとまで言われていたジェローム・ボアテングがバイエルンで戦力外になっている。クラブ会長のウリ・ヘーネス氏からも退団を勧められたようで、バンジャマンン・パヴァールとリュカ・エルナンデスが加入するバイエルンで居場所を見つけるのは難しいのだろう。

気になるのはボアテングの行き先だ。ボアテングは昨年のロシアワールドカップでも不用意な守備が目につき、衰えたと指摘されるようになった。今彼を世界最高のセンターバックに推す者は少ないが、一時期は完成されたセンターバックとして高い評価を受けていた選手だ。その経験値を求めるクラブは多いはず。

『90min』はボアテングの行き先候補をいくつかリストアップしているのだが、どのクラブがベストなのだろうか。

1.パリ・サンジェルマン



パリは昨夏もボアテング獲得に興味を示しており、センターバックの層は決して厚いとは言えないチームだ。チアゴ・シウバ、マルキーニョスに頼る形となっており、若いプレスネル・キンペンベの評価も伸びてこない。ボアテングが即戦力になるのであれば興味深い行き先だ。

2.アーセナル



アーセナルの守備が脆いのはサポーターが1番理解しているはず。今季もシュコドラン・ムスタフィに批判が集まるなど、センターバックの凡ミスも目立つ。ワールドクラスのセンターバック獲得は今夏のミッションでもあり、金銭面さえクリアできればボアテングは面白い選択肢になる。

3.マンチェスター・ユナイテッド



ワールドクラスのセンターバックを求めているのはマンUも同じだ。アレクシス・サンチェスの一件から高給取りのベテラン選手に抵抗があるかもしれないが、ボアテングならば今のマンUでスタメンを確保することは難しくないはず。ヴィクトル・リンデロフの相棒候補として興味深い。

4.中国orMLS



欧州を離れる案もある。レベルは少し落ちるが、今年9月で31歳になることを考えると中国かMLSへ向かう選択肢も悪くないだろう。同メディアも高額な給与が約束されるはずと捉えており、欧州トップクラブだけが行き先候補ではない。


ボアテングの経歴と実力を考えると、今でも獲得に名乗りを上げるトップクラブは多いはず。欧州の強豪クラブも動くはずだが、ボアテングがプレイするにはどのクラブが最適なのか。

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