EL優勝してもサッリは解任? 続投を支持する選手も

就任1年目でEL制覇を達成したサッリ監督 photo/Getty Images

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就任1年目は結果を残したが

現地時間29日に行われたヨーロッパリーグ決勝チェルシー対アーセナルの試合は、4-1でチェルシーが勝利した。6シーズンぶり2度目の優勝を果たした彼らを率いたのは、今季就任したマウリツィオ・サッリ監督。就任1年目から結果を残したサッリ監督だが、現在の彼には解任論が浮上している。

この状況に、チェルシーの選手たちは疑問を抱いているようだ。一時は調子の出ない時期もあったが、チーム内では優秀な戦績を挙げた指揮官の続投を支持する声が挙がっている。伊『caiciomercato』によると、DFエメルソン・パルミエリが試合後に優勝の喜びを語る中で、指揮官の去就についても言及した。

「チームをアシストで助けることができてとても嬉しい。タイトルを獲得したからなおさらだ。楽なシーズンではなかったよ。監督が代わったし、浮き沈みもあったね。開幕時、僕らはEL優勝と来季のCL出場を目標にしていた。達成できたことを嬉しく思う。サッリ? 彼は今季結果を出した。リーグ杯で決勝まで行き、プレミアを3位でフィニッシュ、さらにELで優勝したのは簡単なことではない。他に何が欲しいんだい?」
エメルソンは今季の結果に満足すべきと主張した。さらに同メディアはDFダビド・ルイスのコメントも紹介。彼は次のように述べている。

「サッリは素晴らしい人間であり、監督だ。優勝に値するよ。素晴らしい仕事をしたね。でも、(去就について)僕は何も知らない。ここ数日、たくさんの噂を耳にしたよ」

彼らの他にも、MFジョルジーニョやFWペドロ・ロドリゲスがサッリ監督の続投を支持しているという。はたして、来季チェルシーを率いるのは一体誰なのか。サッリ監督以上の人材はなかなか見つかりそうにないが……。

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