バイエルンの”若手5名”に大注目 アラバの後継者、韓国人アタッカーも

バイエルンのクワシ・オキア・リード photo/Getty Images

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若返りへ向けて動き出す

バイエルンでは世代交代の動きが加速しており、今夏には資金を投じて若い実力者を獲得していくと予想されている。しかし、見るべきは外部からやってくる選手だけではない。バイエルンがすでに抱えている若い選手たちにも目を向けるべきだ。

ブンデスリーガ公式が注目したのは、バイエルンのリザーブチームでプレイする5人の実力者だ。スタメンは難しくとも、彼らにバックアッパーの役割を与えるのも悪くないアイディアだろう。

1.クワシ・オキア・リード(FW/24歳)

24歳という年齢を聞くと、あまり若いようには感じないかもしれない。ただ、2017年にバイエルンへやってきたクワシ・オキア・リードは、今季リザーブチームでリーグ戦36試合26得点と大爆発している。すでにガーナのA代表でもプレイ経験があるセンターフォワードをロベルト・レヴァンドフスキのバックアッパーにしてはどうかと同メディアはオススメしている。

2.チョン・ウヨン(FW/19歳)



バイエルンのような強豪クラブにアジア人選手が割って入るのは簡単なことではない。今その切符をつかもうと奮闘しているのが、韓国人アタッカーのチョン・ウヨンだ。ウイングのチョン・ウヨンはすでにブンデスリーガ、チャンピオンズリーグで短時間ながらデビューを果たしており、同サイトも止めるのが難しい選手と評価している。アリエン・ロッベン、フランク・リベリが今季限りで去るため、チョン・ウヨンにとってはチャンスだ。

3.ルーカス・マイ(DF/19歳)



U-16の世代よりバイエルンでプレイしてきたマイは、190cmのサイズを誇る世代別ドイツ代表のセンターバックだ。センターバックは今夏にバンジャマン・パヴァール、リュカ・エルナンデスの2人が合流するため、ニクラス・ズーレと合わせてハードルが高い。マイがトップチームでポジションを確保するのは難しいかもしれないが、次なる世代を引っ張っていく選手なのは間違いない。出場機会を増やして成長を促していくべきで、数年後にスタメン争いに加わることができれば言うことなしだ。

4.メリタン・シャバニ(MF/20歳)



7歳の頃よりバイエルンでプレイしているシャバニは、20歳の攻撃的MFだ。今季もリザーブチームの方ではリーグ戦6得点6アシストを記録しており、バイエルンで活躍したバスティアン・シュバインシュタイガーと重ねる声もある。中盤も競争が激しいが、生え抜きのシャバニはポジションを掴めるか。

5.デリック・ケーン(DF/20歳)



バイエルンで不動の左サイドバックとなってきたダビド・アラバの後継者候補の1人がケーンだ。左サイドバックに加えて左のウイングでもプレイできるケーンは、縦への推進力も評価されている。リザーブチームではそのアラバと同じ背番号27を背負っており、後継者としてはピッタリだ。同サイトもトップチームでポジション争いに参戦するのも時間の問題と見ているようで、アラバに勝負を挑む形となれば面白い。


バイエルンはドイツ国内のクラブから即戦力を引き抜くケースも多いため、リザーブチームの若手が出番を得るのは決して簡単ではない。この5人はトップチームにチャレンジできるとポテンシャルを評価されているようだが、果たして何人が割って入れるか。

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