「新たなチャプターが始まることに興奮」 インテルがコンテの監督就任を発表

インテルの新指揮官に就任することが発表されたコンテ photo/Getty Images

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ユヴェントスの牙城を崩せるか

ルチアーノ・スパレッティ監督の退任に踏み切ったインテルだが、その知らせから1日も経たないうちに新指揮官が決まった。

クラブは31日に公式サイトを通じて、かつてユヴェントスやイタリア代表を指揮したアントニオ・コンテ氏が新たにチームを率いることを発表した。現地複数メディアによると、コンテ氏とインテルの契約は2022年まで、年俸は1200万ユーロとのことだ。監督就任にあたり、コンテ氏は次のようにコメントしている。

「人生の新たなチャプターが始まることに、とても興奮しているよ。私を信頼して監督を任せてくれた会長や幹部に、仕事を通じて恩返しをしたい。インテルを選んだのは、健全なプロジェクトの基盤と野心を持っているからだ。その透明性と、クラブをいるべき場所に戻すという野心に感銘を受けたんだ」
インテルは今季セリエAを4位で終えた。マウロ・イカルディの主将剥奪問題や、終盤の失速でアタランタに3位の座こそ明け渡したものの、来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得している。欧州トップレベルの戦いにむけて、最高の指揮官を招いたと言えるだろう。すでにコンテ氏は、クラブに獲得希望選手を伝えているとされる。今夏は大補強を敢行することとなりそうだ。

イタリア屈指の指揮官に率いられ、名門復活を目指すこととなったインテル。いつまでもユヴェントスにイタリアの覇権を握らせてはいられない。来季こそは、2009-10シーズン以来となるスクデットを獲得したいところだ。

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