イングランド代表に”2部”の選手がいる 守護神候補は移籍すべきなのか

ストーク・シティのバトランド photo/Getty Images

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唯一2部クラブからの選出

先日UEFAネーションズリーグ準決勝・オランダ代表戦に向けたイングランド代表メンバーが発表されたが、そこに並ぶ名前はさすがに豪華だ。基本的にはマンチェスター・シティ、リヴァプール、トッテナムといったプレミアTOP6の選手たちが中心となっており、トップレベルの選手が揃う。

そんな中、1人だけプレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)でプレイする者が選ばれているのだ。ストーク・シティ所属のGKジャック・バトランドだ。2012年に代表デビューを果たしたバトランドは、昨年のロシアワールドカップでもバックアッパーGKとして代表メンバーに選ばれている実力者だ。

しかし、所属するストークは昨季プレミアから降格。バトランドに興味を示すクラブもあったが、今季バトランドは2部でのプレイを続けることになった。リーグ戦では45試合に出場しており、今回のネーションズリーグ準決勝のメンバーにも選ばれたのだ。
それだけ指揮官ガレス・サウスゲートはバトランドの能力を信じているのだろうが、コンペティションのレベルを考えるとプレミアリーグのクラブでプレイすべきだろう。2部でプレイするGKがイングランド代表メンバーというのも少々違和感がある。

英『BBC』によると、自身もストークでプレイしたGKスティーブ・シモンセン氏はバトランドがイングランド代表の正守護神となるには移籍する必要があると指摘する。

「もし彼がイングランドのNO.1になりたければ、ストークを去るべき時だと思う」

ストークがプレミアに昇格できれば問題ないが、今季ストークは2部で16位と大きく躓いた。昇格どころか降格を心配する必要があるほどだ。バトランドも代表の守護神を狙っているはずだが、2部でプレイするままでは難しいか。

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