ユーヴェ、今夏こそ“元10番”復帰を狙う? SDが非公式で代理人に接触か

今夏の移籍市場でも去就に注目が集まっているポグバ photo/Getty Images

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ポグバの復帰は実現するのか

以前からたびたび報じられてきたマンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバのイタリア復帰話。これまで実現することはなかったが、ユヴェントスは今夏の移籍市場で、元10番の再獲得に本腰を入れようとしているのかもしれない。

現在26歳のポグバは、マンチェスター・ユナイテッドでプロとしてのキャリアをスタートさせるが、思うような出場機会を得られず、2012年夏にユヴェントスへ移籍した。すぐさまイタリアのサッカーに適応してみせると、加入初年度から公式37試合に出場し、5ゴールを記録。リーグ連覇やチャンピオンズリーグのベスト8進出に貢献した。その後も主力として活躍しており、2015-16シーズンからはミシェル・プラティニやロベルト・バッジョ、アレッサンドロ・デル・ピエロらが身につけてきたクラブの栄光の背番号である「10」を託されることに。同シーズンはリーグ戦で自身キャリアハイとなる8ゴール13アシストを記録し、5連覇へと導いている。

ユヴェントスの将来を担う逸材として期待されたポグバだが、2016年夏にマンUへの移籍を決断。1億ユーロを超える超高額な移籍金で、古巣へ復帰することとなった。イングランドでもコンスタントに結果を残し、マンUでも非常に重要な存在となるが、ピッチ外での言動や振る舞い、当時チームの指揮官を務めていたジョゼ・モウリーニョとの関係が問題視され、非難されることもしばしば。サポーターやOBなどから厳しい言葉を浴びせられることもあり、そのたびに移籍話やユヴェントス復帰説に注目が集まってきた。
そして、今夏の移籍市場でもその去就に注目が集まっているポグバ。以前から興味を示してきたレアル・マドリードなどが移籍先候補として挙げられているが、古巣であるユヴェントスもポグバの復帰へ向けて動き出したようだ。伊『sky sport』によると、同クラブのスポーツ・ディレクターを務めるファビオ・パラティチ氏が、ポグバの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏と非公式で接触し、復帰の可能性を模索した模様。同メディアは、マンU側はポグバを放出する際の条件として、移籍金1億ユーロ以上を求めていると報じている。

ポグバは古巣ユヴェントスと対戦した際、試合後にかつてのチームメイトたちと仲良く写真を撮るなど、現在も素晴らしい関係を築いている。はたして、再び白と黒のユニフォームを身につけることはあるのだろうか。

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