来季プレミアで輝くヤングスターは誰? “3名”を英メディアが厳選

今季はともにアストン・ヴィラでプレイしたエイブラハム(上)とグリーリッシュ(下) photo/Getty Images

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来季の主役はコイツらだ

FWカラム・ハドソン・オドイ(チェルシー)やMFデクラン・ライス(ウェストハム)、アーロン・ワン・ビサカ(クリスタル・パレス)など、2018-19シーズンのプレミアリーグも様々な若手が存在感を示した。毎年楽しみなヤングスターが何人も頭角を現す同リーグだが、来季は誰がブレイクするのだろうか。気になる人も多いはず。

そんな人々のために英『sportskeeda』は、来季プレミアでチェックすべき若手“3名”をピックアップ。ビッグクラブだけでなく、昇格組の選手も選出されている。

・タミー・エイブラハム(FW/チェルシー/21歳)
今季レンタル先のアストン・ヴィラで25得点を記録し、2部ではすでにブレイクを果たしている21歳。2016-17シーズンには当時のレンタル先であるブリストル・シティで26ゴールを記録し、チャンピオンシップにおける10代の最多得点記録を更新した。41名いるチェルシーのレンタル組でも最高クラスの逸材と言えるだろう。今季はストライカーに悩まされたチェルシーだが、彼を戻せば万事解決となる可能性が高い。

・ジャック・グリーリッシュ(MF/アストン・ヴィラ/23歳)

来季のプレミア昇格を決めたアストン・ヴィラで10番を背負い、主将も務めるテクニシャンだ。パス、ドリブルともに高い精度を誇る。特に細かいタッチを駆使するドリブルでの突破力は抜群で、スピードに乗った彼をファウル以外で止められる選手が、2部レベルではほぼ存在しなかったといっていい。プレミアで彼がどこまで通用するか楽しみだ。

・ディーン・ヘンダーソン(GK/マンチェスター・ユナイテッド/22歳)

現在、シェフィールド・ユナイテッドにレンタル移籍しているヘンダーソンは、移籍が噂されるダビド・デ・ヘアの後任守護神として期待されている。2部ではあるものの、今季彼が残したスタッツはデ・ヘアを大きく上回った。デ・ヘアが38試合の出場でクリーンシートを7回記録したのに対し、ヘンダーソンは46試合で21回。出場試合数に対する割合は前者が18.4%、後者は45.7%とその差は歴然だ。他にも失点数やセーブ率でデ・ヘアより優れたスタッツを叩き出しているヘンダーソンは、来季マンUの正守護神となれるか。

ビッグディールばかりが注目されがちだが、彼らのような若手がチームを支える屋台骨となることも多々あるのがサッカーだ。開幕はまだ先だが、新たなスターの誕生を皆心待ちにしている。

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