今季はメッシもC・ロナウドも不十分? 今こそDFがバロンドール獲るべき時

CLを制したファン・ダイク photo/Getty Images

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リヴァプールOBがプッシュするのはもちろん……

近年のバロンドールを支配してきたのはバルセロナFWリオネル・メッシ、ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドの2人で、バロンドールを獲得するには大量のゴールとタイトル獲得が必要不可欠と言われてきた。そのため、DFやGKの選手がバロンドールを獲るのは難しかったのだ。

しかし、今年こそはDFの選手がバロンドールを獲るべきではないのか。かつてリヴァプールで活躍したジョン・バーンズ氏は、今季のチャンピオンズリーグを制したリヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイクこそバロンドールにふさわしいと主張する。

ファン・ダイクのパフォーマンスは圧倒的で、決勝のトッテナム戦でも相手アタッカーを自由にさせなかった。ロングパスで一気にチャンスメイクすることもでき、大会を通して最も存在感を放っていた選手と言ってもいいはずだ。
英『TalkSport』によると、バーンズ氏は「バロンドールの勝者を見ると、たいていは攻撃的MFやセンターフォワードの選手が獲っている。彼らはゴールスコアラーで、目につきやすい。しかし、今季はそうした本当に輝きを放ったアタッカーはいない。一貫性、成功の側面から見るとファン・ダイクが獲るべきだと思う」と語っている。

例えばメッシは今季チャンピオンズリーグで得点王のタイトルを獲ったが、準決勝ではファン・ダイク擁するリヴァプールに敗れてしまった。派手なゴールは目立ちやすいが、今季1番の存在感を放っていたのはファン・ダイクで間違いないか。

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