[トゥーロン国際]U-22日本代表が強い! イングランドに続いてチリを6発粉砕

写真は三笘薫 photo/Getty Images

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グループ2連勝

グループステージ第1節で強豪のイングランド代表を撃破するサプライズを起こした日本代表は、4日にグループステージ第2節でチリ代表と対戦。チリも第1節で勝利を収めていたが、今回は日本が圧倒する展開となった。

序盤はボールの奪い合いが続いていたが、7分に日本が幸先よくネットを揺らす。右サイドから縦パスが入ると、これを旗手がスルー。シャドーの位置に入る三笘が抜け出し、冷静にGKとの1対1を制して先制に成功した。

1点目を奪ってからは徐々にペースが日本に移る。チリは三笘、岩崎ら中盤へ巧みに顔を出してくるアタッカーを捕まえることができず、プレスがかかりきらない。前線と中盤の間に距離ができてしまうこともあり、日本が縦パスを入れると一気に前を向くことができるケースも目立った。
また左のウイングバックに入る相馬が1対1で抜群の強さを見せ、12分には相馬のグラウンダーのクロスから旗手がネットを揺らしてあっさりと2-0に。その6分後には三笘のスルーパスから旗手が再びネットを揺らし、20分が経つまでに3点を奪うことに成功した。シュート数4本で3点を奪うことになり、効率の良さが目立つ展開となった。

35分にはクロスボールの処理を岡崎が誤ったことで失点してしまったが、この日の日本は全く乱れなかった。失点の4分後には右サイドのクロスから岩崎がシュートを決めて4-1。前半アディショナルタイムにも岩崎が得点を決め、前半だけで5点を奪うワンサイドゲームとなった。チリは前半の間3バックで戦う日本とのマッチアップを整理することができず、気付けば5点も奪われてしまったという印象だ。前半だけで日本が試合を決めることに成功した。

後半が始まる際にはチリが2枚替え、さらに49分にも選手交代をおこなうなど何とか流れを取り戻そうとしたが、63分には旗手が見事な切り返しから強烈なミドルシュートを突き刺して6-1。まさかここまで点差が開くとは日本の選手たちも想像していなかっただろう。

試合はそのまま6-1で終了。日本は2連勝を記録し、7日にU-19チームで戦っているポルトガル代表とのグループステージ最終節に臨む。

[スコア]

日本 6-1 チリ

[得点者]

日本:三笘薫(7)、旗手(12、18、63)、岩崎(39、45)

[スターティングメンバー]

GK:山口瑠伊

DF:大南拓磨、岡崎慎、椎橋慧也(→松岡大起 64)

MF:川井歩、田中駿汰、高宇洋、相馬勇紀

FW:岩崎悠人、三笘薫(→伊藤達哉 81)、旗手怜央(→小松蓮 70)

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