レアルの最前線は誰がいい!? ヨビッチVSベンゼマ、熾烈すぎるエース争い

レアルのベンゼマ photo/Getty Images

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激しいポジション争いとなるか

フランクフルトからFWルカ・ヨビッチの獲得を発表したレアル・マドリードは、来季誰をセンターフォワードに据えるのだろうか。今季はカリム・ベンゼマも好調を維持しており、仮に指揮官ジネディーヌ・ジダンが[4-3-3]のシステムを選択する場合は中央に構えるFWは1枚ということになる。ヨビッチなのか、それともベンゼマか。これはかなり迷う判断だ。

『90min』は各分野で2人を比較しているが、実力は互角と言っていいだろう。まずシュート能力では、左右両足に加えてヘディングでもゴールを狙えるヨビッチの方がベンゼマより優れていると同メディアは評価している。ヨビッチならばレアルでシーズン30点超えも狙えるかもしれない。そう思わせるほど得点を奪うバリエーションが豊富だ。

ただ、パスとポストプレイの部分はベンゼマが上と評価されている。ベンゼマはクリスティアーノ・ロナウドが在籍していた頃は脇役に徹し、中盤からボールを引き出して巧みに展開していく作業を担当していた。ポストプレイの安定感は世界屈指のレベルにあり、ここはヨビッチも敵わない。
ドリブルの部分ではどうだろうか。ベンゼマもテクニックは高いが、同メディアは年齢を重ねるごとにスピードが衰えることを気にしている。一方でヨビッチは21歳と若く、これから全盛期を迎えていく選手だ。スピードではヨビッチの方が上で、突破力を求めるならヨビッチか。

2人はタイプこそ異なるが、能力はどちらも高い。同時起用も不可能ではないはずだが、最前線を争う構図になった場合ジダンはどちらを選択するのか。

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