ブラジル代表、ネイマールを失い窮地に 英メディアが“代役候補”に5名推す

カタールとの親善試合で右足を負傷し、コパ・アメリカ欠場が決まったネイマール photo/Getty Images

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自国開催のコパは前途多難の様相に

ブラジルサッカー連盟(CBF)は現地時間6日、同代表のFWネイマールが自国開催のコパ・アメリカ2019を欠場すると発表した。

ネイマールは5日に行われたカタール代表との親善試合で右足首を負傷。同連盟は公式サイトを通じ、「(足首の)靱帯断裂を確認した。大会期間中の回復は望めない」とアナウンスしている。

この一報を受け英『sportskeeda』は6日、「ネイマールの代役となり得る5選手」と題した特集を掲載。以下のアタッカーを追加招集の候補者として推している。

昨夏にラツィオからウェストハムに移籍したF・アンデルソン(右) photo/Getty Images

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①フェリペ・アンデルソン(現ウェストハム/FW)

ウェストハムの一員として今季の公式戦40試合に出場し、10得点5アシストを記録したフェリペ・アンデルソン。同メディアは同選手が今季のプレミアリーグで41回のインターセプトを記録していることにも着目しており、ネイマールと同じ左ウイングFWのポジションでプレイでき、守備も精力的にこなす同選手を招集すべきとの見解を示している。

今季無冠に終わったレアルの中で気を吐いたヴィニシウス photo/Getty Images

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②ヴィニシウス・ジュニオール(現レアル・マドリード/FW)

サンティアゴ・ソラーリ前監督のもとで出場機会を増やしたヴィニシウス・ジュニオールは、今季無冠に終わったレアル・マドリードで孤軍奮闘。切れ味鋭いドリブルで幾度となく左サイドを突破し、今季の公式戦36試合出場で7得点13アシストを叩き出した。今季途中に右足脛腓骨関節の靭帯を痛め、先月上旬に戦列復帰を果たしたばかりの同選手だが、サプライズ招集が実現するのだろうか。

R・マドリードへの移籍が決まっているロドリゴ・ゴエス photo/Getty Images

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③ロドリゴ・ゴエス(サントス→レアル・マドリード/FW)

2019-2020シーズンよりレアル・マドリードでプレイすることが決まっているこの18歳の新鋭は、2018年のブラジル・セリエA35試合に出場して8得点3アシストをマーク。同メディアは左ウイングFWとセンターFWの両方でプレイでき、既にU-20ブラジル代表で頭角を現している同選手をフル代表に抜擢するプランを提案している。

長身を活かしたポストプレイに定評があるペドロ(写真中央) photo/Getty Images

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④ペドロ(現フルミネンセ/FW)

昨年と今年のブラジル・セリエA計24試合に出場し、13得点2アシストを叩き出しているペドロ(21歳)。185cmの長身を活かしたポストプレイが光るほか、緩急を織り交ぜたドリブルでサイドを突破する場面も見受けられるなど、プレイのバリエーションが多いのが特長だ。現在行われているトゥーロン国際大会のメンバーに名を連ねているが、同メディアはペドロがフル代表に引き抜かれる可能性ありと指摘している。

トッテナムのCL決勝進出の立役者となったルーカス・モウラ photo/Getty Images

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⑤ルーカス・モウラ(現トッテナム/FW)

5月8日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝・2ndレグ(アヤックス戦)でハットトリックを達成し、トッテナムをクラブ史上初となる決勝の舞台へと導いたルーカス・モウラ。同メディアは「複数の攻撃的なポジションをこなせるプレイヤー」とルーカスを称えたうえで、ネイマールの代わりに抜擢される可能性が最も高いプレイヤーとして同選手を紹介している。縦方向への鋭いドリブルや、カットインしてからの正確なシュートが魅力的な同選手だが、ブラジル代表を率いるチッチ監督はどのような判断を下すのだろうか。引き続き同代表の動向に注目したいところだ。

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