現役続行を目指すブッフォン、“愛する古巣”への復帰を画策?

パルマのゴールマウスを守っていた若き日のブッフォン photo/Getty Images

プロとしてのキャリアをスタートさせたパルマ

イタリアの生ける伝説ジャンルイジ・ブッフォンは来季、愛する古巣でのプレイを望んでいるようだ。

パルマの下部組織出身で、1995年に17歳ながらトップチームへの昇格を果たした現在41歳のブッフォン。同年11月にセリエAデビューを果たし、1996-97シーズンからレギュラーに定着した。その後、若き守護神としてチームの守備を支え、コッパ・イタリアやUEFAカップの優勝に貢献。すると、この逸材に目をつけたユヴェントスが、2001年に当時GKとしては最高額となる移籍金で獲得した。

ユヴェントスではカルチョ・スキャンダルによるセリエB降格や前人未到のセリエA7連覇など、多くの苦楽を経験。長きにわたり絶対的守護神として君臨していたが、昨季終了後に引退を示唆した。ただ、そんな生ける伝説へPSGがオファーしたことで、現役続行を決断。今季はフランスの地で公式戦25試合に出場し、スーパーカップ優勝やリーグ連覇に貢献している。ブッフォンに対して、PSGは契約延長のオファーを提示したようだが、同選手が拒否し、先日退団が発表されていた。

ついに現役引退かといった噂もあったが、ブッフォンは自身のInstagramで新たな挑戦を行うことを明言。同選手の代理人も現役続行へ意欲を示していることを明かしていた。そんなブッフォンが現在、プロとしてのキャリアをスタートさせたパルマへの復帰を画策しているという。伊『Gazzetta dello Sport』によると、すでに古巣復帰へ向けてクラブ側と交渉中とのことだ。

パルマが財政難により破産し、セリエDから再スタートを切ることになった際や、各カテゴリーへの昇格を果たした際などにはメッセージを送り、離れてからも古巣を応援していたブッフォン。19年ぶりに愛するパルマへの復帰を果たすことができるのか。今後の動向にも注目だ。

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