イングランドはA・アーノルドをどう起用すべき? OBが提言

アレクサンダー・アーノルドの攻撃力を活かすならMF起用も視野に入るか photo/Getty Images

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攻撃力を活かすにはアリか

今季プレミアリーグで12アシストを記録し、DFとしてリーグ歴代最高記録を塗り替えたリヴァプールのトレント・アレクサンダー・アーノルド。プレイスキッカーとしてもそのキック精度を存分に活かすことのできる彼は、DFでありながら攻撃面でもチームに多大な貢献を果たした。イングランド代表にも選出されており、現地時間9日に行われたネイションズリーグ3位決定戦のスイス戦に先発出場。次の世代を担う存在として期待されている。

そんな中、1人のOBがアレクサンダー・アーノルドのポジションについて、ひとつの提案をしている。その人物とは、かつてリヴァプールやイングランド代表で活躍したダニー・マーフィー氏。英『talkSPORT』によると、同氏はイングランド代表において、この20歳をより高い位置で起用すべきだと次のように主張した。

「トレントは本当の脅威になりつつある。彼のクロスは一貫して良い武器だ。彼は面白いくらい危険な位置にボールを供給し続ける。中央で創造性を欠く瞬間、チームは一度彼を見るべきだと私は思う。20歳に頼れと言っているわけではないよ。だけど彼はチームにフィットしているし、躍動しているし、信頼のおける選手だ。W杯でガレス・サウスゲイトは3バックを導入してうまくいった。しかし、今回彼は4バックを採用した。何か理由があるんだろう。でも、イングランドが4バックで試合を進める際、トレントには少し制限がかかってしまう。そんな状況で彼はどうやってベストを出せばいい? 私は少しポジションを上げさせて、自由を与えるべきだと思う」
たしかに、より高い位置でプレイできるウイングバックの方がアレクサンダー・アーノルドの攻撃力を存分に活かすことができるだろう。サイドバックとウイングバックの違いに戸惑う選手もいるが、ユース時代は中盤の選手だった彼なら心配はいらないか。

はたして、サウスゲイト監督はEURO2020で3バックと4バック、どちらを採用するのか。攻守のバランスを考えつつ、これから頭を悩ませることとなりそうだ。

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