“マンU・7番”の成績が酷すぎる!? C・ロナウド退団後の得点数が悲惨

マンUのA・サンチェス photo/Getty Images

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ロナウド退団から10年

10年前の6月11日、サッカー界で特別なことが起きた。FWクリスティアーノ・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリードに移籍したのだ。ロナウドはレアルでチャンピオンズリーグを4度制するなど、特別な時間を過ごした。レアルのサポーターにとっても10年前の6月11日は特別な日となったに違いない。

しかし、ロナウドを失ったマンUにとっては悲劇の始まりと言ってもいい日だ。ロナウド退団から10年、マンU伝統の背番号7を背負って好パフォーマンスを披露した選手がいないのだ。

ロナウド退団後、最初に7番を背負ったのは元イングランド代表FWマイケル・オーウェンだ。スーパーサブとして心強い存在になるかと思われたが、ピークは過ぎていたと言っていい。7番にふさわしいパフォーマンスは見せられなかった。
その次はアントニオ・バレンシアが着用したが、バレンシアはゴールゲッターではない。近年はサイドバックにポジションを落としていたが、7番に求められる役割をこなす選手ではない。

バレンシアの次はアンヘル・ディ・マリアだ。オーウェン、バレンシアと続いてきただけにディ・マリアは7番が似合う真のタレントと注目されたのだが、チームのスタイルにフィットしなかった。僅か3得点しか奪えずにチームを去っている。

ディ・マリアの次は当時の指揮官ルイ・ファン・ハールがオランダ代表で指導していたメンフィス・デパイだ。マンUの未来を託せる逸材かと期待されたのだが、デパイもファン・ハールのスタイルにマッチしなかった。フリーキックを持つなどロナウドに近いタイプとされていただけに、失望は大きかった。

最後はアレクシス・サンチェスだ。同メディアは過去に7番を背負った選手の中でも最も失望させられたと伝えているが、サンチェスは全く結果を残せなかった。高給取りという部分ばかりが注目を集めてしまい、サポーターからの信用を失っている。

振り返ると、ロナウド退団後にマンUの7番を背負った選手は合計してもプレミアリーグで僅か14得点しか決めていない。これはなかなか衝撃的な数字だ。デパイやサンチェス、ディ・マリアは1シーズンで14点奪えそうな実力者だが、7番を背負うと結果が出ない。マンUのプレイスタイルが迷走していたこともあるだろうが、ロナウドが退団してから7番は呪いの番号のようになってしまった。

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