「自らの手でライバルを強化することに」 レジェンドがバイエルンに警告

ドルトムント移籍の可能性が浮上しているフンメルス photo/Getty Images

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元ドイツ代表DFを手放すなと主張

古巣ドルトムントへ復帰する可能性が浮上したバイエルン・ミュンヘンのDFマッツ・フンメルス。バイエルンのニコ・コバチ監督も彼の売却を了承しており、両者はすでに正式な交渉を開始しているとのことだが、これにOBは納得していないようだ。

独『Sport Bild』によると、バイエルンのレジェンドであるローター・マテウス氏はフンメルスの放出に断固反対の立場をとっている。同氏はその移籍金とパフォーマンス双方の観点からこの30歳を売却すべきではないと考えているようだ。

「バイエルンはフンメルスを手放すべきではない。あんなに安い移籍金で売ってはいけないし、彼のパフォーマンスから考えてももちろんダメだ。彼は代表に招集されなくなってからすごく良いプレイを見せてくれていると私は思うよ。もし手放すのであれば、バイエルンはリーグで最も強力なライバルを自らの手で強化することになる」
現地で報じられているフンメルスの移籍金は1500万~2000万ユーロ(約18億~24億円)程度。たしかに、この百戦錬磨のセンターバックにつけられた値札としては少ない金額かもしれない。そしてなにより、マテウス氏は今季熾烈なブンデス優勝争いを繰り広げたドルトムントにフンメルスを手放すことが許せないようだ。

バイエルンには来季からバンジャマン・パヴァールとリュカ・エルナンデスが加入する。若返りを図るのもいいが、ある程度はベテランの経験も必要となってくることだろう。はたして、この移籍話はどのような結末を迎えることとなるのだろうか。元ドイツ代表DFの去就に注目が集まる。

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