マンUは補強で夢を見すぎ? 英メディアが薦める“3名”のCB

アルデルヴァイレルトも人気銘柄だが、クリバリやマグワイアよりは獲得の可能性が高いだろう photo/Getty Images

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マグワイア、クリバリの獲得は難しいか

今夏の移籍市場で大型補強に動くとされるマンチェスター・ユナイテッド。しかし、当初の目標だったナポリのカリドゥ・クリバリやレスターのハリー・マグワイアはいずれも高額な移籍金が必要で、現在同クラブは二の足を踏む状態が続いている。最終的には、獲得を断念せざるを得なくなる可能性も高い。

しかし、マンUの最終ラインは整備が必須。ヴィクトル・リンデロフが独り立ちしたものの、計算できる選手は少ない。そんな中、英『sportskeeda』はマンUにもっと現実的な補強をするべきだと主張し、“3名”の実力者をオススメしている。

・トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム/30歳)
はじめはかねてより獲得の噂があるアルデルヴァイレルト。30歳ではあるものの、このベルギー代表DFを獲得できれば守備の強化だけでなく、チームをまとめるリーダーとしても機能することだろう。移籍金が約2500万ポンド(約34億円)と安価なことも魅力のひとつだ。

・ルベン・ディアス(ベンフィカ/22歳)

ベンフィカの守備を支える若きセンターバック。22歳とまだ伸び代があるのは好材料だろう。ユヴェントスをはじめたとした複数の欧州クラブから関心を集めているとされるが、クリバリやマグワイアに比べれば争奪戦のレベルは低いはずだ。

・アルマンド・イッツォ(トリノ/27歳)

今季累積警告による出場停止を受けた1試合を除いて、セリエAで全試合に出場したイッツォ。183cmとサイズこそないものの、1試合当たりの平均空中戦勝利回数は3.2回を記録している。タックル成功回数(2.1回)やインターセプト数(2.4回)、クリア数(3.8)も高水準を記録しており、“堅守の国”イタリアで評価を高めている存在だ。ビッグネームでこそないが、コストパフォーマンスの高さが魅力だ。

人気銘柄を追うのも悪くはないが、今のマンUにかつてのような大補強を敢行できるほどの魅力はないだろう。地味だが、確かな実力を持った“いぶし銀”たちで再建を図るのもおもしろいかもしれない。

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