[MIXゾーン]松本山雅戦で決勝アシスト 大津祐樹が感じた“F・マリノス苦戦”の要因は    

松本山雅戦の後半19分に投入され、同35分にE・ジュニオのゴールをお膳立てした大津(右) photo/Getty Images

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「前半ベンチで試合を見ていて......」

明治安田生命J1リーグの第16節が6月22日に行われ、横浜F・マリノスが松本山雅FCに1-0で勝利した。

F・マリノスは[5-3-2]の布陣で自陣に引きこもる松本山雅に対して攻めあぐねたものの、後半19分に投入されたMF大津祐樹が大仕事。同35分に相手DF今井智基とのコンタクトプレイを制して敵陣左サイドを突破すると、体勢を崩しながらもペナルティエリア中央へクロスを送り、FWエジガル・ジュニオのゴールをお膳立てした。大津はミックスゾーンで報道陣の囲み取材に応じ、自身が投入される前の味方の攻めあぐねやアシストの場面について語っている。

「前半ベンチで試合を見ていて、選手の特長の問題かもしれませんけど、足下へのパスが多いかなと。自分が出場した時には背後に出ていこうと考えていました。(アシストの場面は)先に体を当てて相手(今井)のバランスを崩したんですけど、中を見る余裕もありましたし、エジガルも難しい体勢だったと思うんですけど、しっかり決めてくれて良かったです」
相手の最終ラインと中盤の間にボールを入れては跳ね返されるという展開が続いていたF・マリノスだが、後半に投入された大津が巧みなフリーランニングで自軍の攻撃を活性化。アシストの場面においても、左サイドでFW遠藤渓太がボールを持った瞬間に相手最終ラインの背後へ走り込んでいた。攻めあぐねの要因を的確に分析していた大津が、今回F・マリノスを救ったと言っても過言ではないだろう。


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