ベンゼマ、ロリス、F・メンディ リヨンの輩出したタレントが豪華すぎる

リヨン時代のベンゼマ photo/Getty Images

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今夏にはメンディがレアルへ

今季は左サイドバックのフェルランド・メンディがレアル・マドリードへ向かい、MFタンギー・エンドンベレもトッテナムなど多くのビッグクラブから注目を集めるなど、フランスのリヨンは優れたタレントを輩出し続けている。

英『TalkSport』はこれまでリヨンが育ててきた名手たちをベストイレブン形式で紹介しているのだが、これを見るとどれほど豪華な選手がトップクラブへ引き抜かれてきたかが分かる。

GK
ウーゴ・ロリス(→トッテナム 2012)
ロリスは2012年に1200万ポンドの移籍金でトッテナムへ加わっているが、今でも守護神としてチームを支え続けている。昨年のロシアワールドカップではフランス代表の守護神として優勝にも貢献しており、ワールドクラスの名手だ。

DF(サイドバック)
フェルランド・メンディ(→レアル・マドリード 2019)
レオ・デュボア(現在もリヨン在籍)

DF(センターバック)
デヤン・ロヴレン(→サウサンプトン 2013)
サミュエル・ウムティティ(→バルセロナ 2016)

サイドバックからは今回レアルへ向かったメンディ、そして現在もリヨンでプレイするデュボアが選ばれている。デュボアは6月にフランス代表デビューも果たしており、これからの成長が期待される選手だ。

センターバックではリヴァプールの一員としてチャンピオンズリーグ制覇を経験したロヴレン、今季はやや苦戦したが、バルセロナでトップレベルのセンターバックへと成長したウムティティの2人だ。ウムティティもワールドカップ優勝メンバーだ。

MF
コランタン・トリッソ(→バイエルン 2017)
タンギー・エンドンベレ(現在もリヨン在籍)
ミラレム・ピャニッチ(→ローマ 2011)
ナビル・フェキル(現在もリヨン在籍)

怪我が続いているが、トリッソは2017年当時バイエルンのクラブレコードとなる4150万ユーロもの移籍金で加わった選手だ。リヨンの下部組織で育っており、クラブとしては最も理想的な形だ。

エンドンベレ、フェキルはすでにビッグクラブへ向かう実力を備えており、その評価は極めて高い。キックのスペシャリストとして知られる現ユヴェントスのピャニッチも、リヨンで3年間学んでいる。

FW
アレクサンドル・ラカゼット(→アーセナル 2017)
カリム・ベンゼマ(→レアル・マドリード 2009)

FWはピエール・エメリク・オバメヤンとともにアーセナルで驚異のコンビネーションを見せるラカゼット、レアルのセンターフォワードのポジションを守り続けるベンゼマの2人だ。ベンゼマについては、同メディアもリヨンの下部組織が生んだ最高の選手と評している。レアルで10年にわたって最前線のポジションを守るのは容易なことではない。


今夏はエンドンベレが大きな注目を集めており、今後もリヨンからは若く優れた選手が引き抜かれていくのだろう。この育成力は見事と言うしかない。

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