復活した”7番”の怪物 大逆襲のアタッカーがコパ・アメリカ採点評価1位に

チリ代表のサンチェス photo/Getty Images

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コパ・アメリカでは主役に

サッカー選手とはひと夏で別人へと姿を変えるものなのだろうか。コパ・アメリカで批判を浴び続けた男の大逆襲劇が注目を集めている。

2018-19シーズンに批判を浴び続けた選手といえば、マンチェスター・ユナイテッドに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスだ。クラブ伝統の7番を任されながら、ほとんどチームに貢献することができなかった。指揮官オーレ・グンナー・スールシャールの構想にも入り切れていない状況で、マンUでは不要な戦力となってしまっている。

しかし、チリ代表になると別人だ。同じ7番を背負いながら、コパ・アメリカではここまで2得点1アシストを記録。世代交代が思うように進んでいないチリの評判は良いものではなかったが、チームをグループステージ通過に導いた。
サンチェスへの評価もすこぶる高い。データサイト『WhoScored』はグループステージが終了した段階での選手採点を公表しているが、サンチェスは8.25点で1位になっているのだ。

2位がブラジル代表MFコウチーニョ(8.13点)、3位チリ代表MFエリック・プルガル(7.98点)、4位ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(7.83点)、5位コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス (7.79点)と続いており、サンチェスは彼らを抑えている。

ドリブル成功回数は全体5位の5回、チャンスメイクに繋がるパスは8本で全体4位と、マンUの時とは完全に別人だ。得点を奪った初戦の日本代表戦で怪物が目覚めたのか、ベスト8の戦いも楽しみだ。

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