ブッフォンよ、ユーヴェ復帰はやめておけ? 伊メディアが止める理由とは

ユヴェントスのレジェンド・ブッフォン photo/Getty Images

続きを見る

周りにも影響が?

パリ・サンジェルマン退団を表明したGKジャンルイジ・ブッフォンに浮上した1つの案。それは、まさかの古巣ユヴェントス復帰案だった。

ブッフォンは昨夏にユヴェントスを退団し、新たな挑戦を求めてパリ行きを決めた。そのパリを1年で退団し、ユヴェントス復帰の可能性が噂されているのだ。しかし、伊『Calciomercato』は極めて冷静だ。ブッフォンにユヴェントス復帰はやめておけと忠告しているのだ。

ユヴェントス復帰をやめておくべき理由の1つは、サポーターとの関係だ。ミランに移籍し、そこから1年で復帰してきたレオナルド・ボヌッチに比べるとブッフォンへの風当たりはそれほど強くない。しかし、同メディアはSNSの反応を見てもユヴェントスサポーターの反応は少しばかり冷ややかと伝えている。
中には昨夏パリへ向かうのではなく、そのまま引退してユヴェントスのディレクター職に就くべきだったとの意見も出ている。パリを挟んだのは余計だったかもしれない。サポーター全員が歓迎してくれるかは微妙なところだろう。

2つ目は、守護神ヴォイチェフ・シュチェスニに余計なプレッシャーをかけてしまうのではないかということだ。シュチェスニはユヴェントスの守護神として奮闘しており、ブッフォンは復帰してもバックアッパーの立ち位置となる。これがシュチェスニにプレッシャーを与える可能性があると同メディアは捉えているのだ。

シュチェスニがミスをしてしまった時、サポーターからはすぐにブッフォンを望む声が挙がるだろう。世界最高のGKと言われ続けてきた男がベンチに座っている姿はシュチェスニにとってプレッシャーになるに違いない。

わざわざ古巣のユヴェントスで第2GKを務める必要はないと同メディアは考えているようだが、ブッフォンのユヴェントス復帰案は正しいものなのだろうか。

●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)
最新号は、現在熱い戦いが繰り広げられているコパ・アメリカ完全ガイド!
以下のリンクから無料配信中です
http://www.magazinegate.com/maga_info.php?seq=356/

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ