“ピッチ外の敵”から選手を守れ! ブラジル代表に忍び寄る脅威

PK戦でパラグアイ代表を退けたブラジル代表だが…… photo/Getty Images

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すでに手遅れの可能性も

コパ・アメリカ準々決勝でパラグアイ代表の粘り強い守備に苦戦しながらも、なんとかPK戦を制し準決勝へと駒を進めたブラジル代表。ギリギリの戦いが続く中、ピッチ外ではある問題が浮上しているようだ。

伊『calciomercato』によると、この試合を体調不良で欠場したFWリシャルリソンが診断の結果、おたふく風邪と診断されたという。感染の可能性があるため、同選手は最長5日間隔離されるとのこと。今大会で得点力不足に悩まされるブラジル代表にとって、これは大きな痛手だ。また、悪いニュースはこれだけでは終わらない。おたふく風邪には感染の恐れがある。そのため、他のチームメイトやスタッフに予防接種を行う予定だとも同メディアは伝えた。

しかし、おたふく風邪を引き起こすムンプスウイルスの潜伏期間は一般的に2~3週間と言われている。リシャルリソンがここにきて発症したことを考えれば、すでに他の選手に感染している可能性も十分に考えられる。激しい運動は免疫力を低下させるため、日々ハードなトレーニングを積むアスリート集団にとっては最悪の状況と言えるだろう。己の体を鍛えたり、チームのためにハードワークすることが発症のリスクを高めるとは、なんとも皮肉な話だ。
災難に見舞われたブラジル代表だが、この難局を乗り越えることができるのだろうか。真剣勝負に余計な邪魔が入らないことを祈るばかりだ。

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