オバメヤン放出は「狂気の沙汰」 再びマンUにエースを奪われるのか

マンU移籍の可能性が浮上したオバメヤン photo/Getty Images

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ファン・ペルシーの悲劇再び?

アーセナルのFWピエール・エメリク・オバメヤン。その爆発的なスピードを活かして今季22ゴールをマークし、見事プレミアリーグの得点王に輝いた。

そんなオバメヤンには現在、移籍の噂が浮上している。FWロメル・ルカクの放出が濃厚なマンチェスター・ユナイテッドが、このスピードスターを狙っているというのだ。アーセナルも今夏補強資金捻出のために、エースを手放すことを検討していると現地で報じられている。

しかし、クラブOBであるレイ・パーラー氏はこれに断固反対の立場をとっている。同氏は、オバメヤン放出は絶対に避けなければいけないと次のように語った。英『talkSPORT』が伝えている。
「オバメヤンを手放すことは狂気の沙汰だ。彼とラカゼットは今季素晴らしかった。彼らは前線で本当に良い関係を築いているよ。マンU移籍の噂を聞いて本当に驚いた。もし本当に成立したら、衝撃を受けるね。アーセナルサポーターから見れば、間違いなく良くないことだ、ファン・ペルシーのことを皆覚えている。しかも彼らは翌年リーグ優勝したんだ……。オバメヤンがとどまってくれることを本当に願っているよ。ゴールスコアラーはとても重要だ。良質なストライカーはなかなか見つからない。でも彼はトップクラスのゴールスコアラーだということを証明している」

かつてアーセナルで活躍した男の言葉は、すべてのサポーターの意見を代表していると言っていいだろう。今季アーセナルがかろうじて5位に踏みとどまれたのは、間違いなく優秀な攻撃陣のおかげ。その中心を担ったエースをライバルクラブに引き抜かれてしまっては、いよいよトップ6陥落も見えてきてしまう。

はたして、オバメヤンは来季どこでプレイすることになるのだろうか。ファンは彼が“第2のファン・ペルシー”になることだけはやめてほしいと願っているはずだ。

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