先日リヴァプールがPECズヴォレから17歳のオランダ人DFゼップ・ファン・デン・ベルグを獲得したと発表した。ファン・デン・ベルグは将来性を評価しての補強だが、新シーズンもどこかでチャンスがもらえるかもしれない。
そこで英『Daily Mail』は、2019-20シーズンにプレミアリーグでブレイクする可能性がある18歳以下の選手を紹介している。
1.メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・ユナイテッド/FW/17歳)
怪我人が続出した影響もあるが、グリーンウッドは昨季もリーグ戦3試合に出場。ユース年代ではゴールを量産してきた怪物アタッカーとして有名で、同メディアも将来のスター候補と才能を絶賛する。仮にロメル・ルカクが退団するならば、チャンスが増えるかもしれない。
2.アダム・アイダ(ノリッジ・シティ/FW/18歳)
来季よりプレミアリーグに昇格するノリッジ・シティ。そのU-23チームで結果を出していたのがアイダだ。昨季は19試合で12得点4アシストの成績を残しており、トップチームで戦うための準備を着々と整えている。
3.カラム・ハドソン・オドイ(チェルシー/FW/18歳)
エデン・アザールが退団し、快速ドリブラーのハドソン・オドイにかかる責任は大きくなるだろう。ドルトムントからクリスティアン・プリシッチが合流することになっているが、それでもハドソン・オドイならばスタメンを確保できるはずだ。プレミアリーグでもその突破力は十分に通用する。
4.ケイン・ラムセイ(サウサンプトン/DF/18歳)
サウサンプトンは優れた若手を輩出し続けているが、次のブレイク候補と同メディアが太鼓判を押すのが右サイドバックを務めるラムセイだ。今夏のプレシーズンで印象を残せば、トップチームへと割って入れるかもしれない。昨季もプレミアリーグで1試合チャンスを与えられており、ブレイクは近いか。
5.エリック・ガルシア(マンチェスター・シティ/DF/18歳)
プレミア王者マンCで若手が出場機会を得るのは簡単ではない。しかし、スペイン人センターバックのガルシアにチャンスが回ってくるかもしれないと同メディアは期待している。マンCはヴァンサン・コンパニが退団し、ニコラス・オタメンディにも退団の可能性がある。穴埋めには動くはずだが、ガルシアもバックアッパーとして数試合はチャンスを与えられるかもしれない。
6.ルイス・ギブソン(エヴァートン/DF/18歳)
2017年に行われたU-17ワールドカップを制したイングランド代表メンバーの1人であるギブソンは、センターバックと左サイドバックをこなすレフティーの選手だ。足下の技術が高く評価されており、トップチームでも貴重なオプションになるかもしれない。
7.オリバー・スキップ(トッテナム/MF/18歳)
トッテナムも中盤は豪華だが、守備的MFのスキップは昨季プレミアリーグで8試合に出場。指揮官マウリシオ・ポチェッティーノも才能を高く評価しており、本格的なブレイクは目前といったところだろう。タンギー・エンドンベレが加入すればポジション争いはさらに激しくなるはずだが、それでもチャンスはどこかで与えられるはずだ。
8.ルイス・リチャーズ(ウォルバーハンプトン/DF/17歳)
まだプレミアリーグでチャンスが与えられることはないかもしれない。しかし、同メディアはセンターバックからサイドバック、守備的MFをこなすリチャーズを近年ではウルブズ最高クラスの若手と評価している。まだU-18のカテゴリーでプレイする機会が多いが、国内カップ戦などでは出番が与えられるかもしれない。
9.ヤニック・トゥレ(ニューカッスル/FW/18歳)
最後はU-20スイス代表に選ばれているストライカーのトゥレだ。スイスのヤングボーイズから昨年ニューカッスルへやってきた大型ストライカーは、ニューカッスル行きを選択する前にユヴェントスやアーセナルからも追いかけられていた逸材だ。昨季は怪我などもあってフォームの維持に苦労したが、本来のポテンシャルは高いと評価されている。トップチームにも入れると同メディアが期待をかけており、武藤嘉紀のライバルになる日がくるかもしれない。
プレミアリーグで10代の選手が出場機会を掴むのは簡単ではなく、近年はチャンスを求めてドイツへ向かう若手も増えている。難しいチャレンジだが、リヴァプールが獲得したファン・デン・ベルグを含め、この10人はプレミアで活躍する道筋を見つけられるのか。
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