またドルトムントに注目の若手 バルサから来た”ラーム風サイドバック”

ドルトムントに加わったモレイ photo/Getty Images

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19歳の才能が新たに加わる

今夏積極的な動きを見せるドルトムントは、即戦力となる選手だけでなく若手のチェックにも余念が無い。1日にはバルセロナの下部組織から19歳のDFマテウ・モレイを獲得。右のサイドバックを本職とする選手で、2017年にはU-17スペイン代表の一員としてU-17欧州選手権制覇に貢献するなど結果を出している。

ブンデスリーガ公式もモレイに注目しているが、精度の高いキックと守備の鋭さから元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム風の選手と表現している。172cmのサイズもどこかラームと似た部分があり、すでに大きな期待がかけられている。

これまで2度大きな怪我をしているのは気になるポイントだが、クラブのミヒャエル・ツォルクSDはマテウ獲得は将来への補強とコメントしており、じっくりと育てていく考えなのだろう。モレイもバルセロナのトップチームから声がかかることを待つより、若手の育成に積極的なドルトムントを選んだ方がいいと感じたようだ。
モレイは「ドルトムントは若手を信じるファンタスティックなクラブだ。負傷後の僕にも信頼を寄せてくれたし、チームに何かもたらせると信じているよ」とコメントしている。ラーム風と表現されるとサポーターも期待を抱かずにはいられないが、継続されるドルトムントの若手路線は再びヒットするのか。モレイも数年後が楽しみな選手だ。

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