[コパ・アメリカDAY 18]ついにフィナーレ! 開催国ブラジルがタイトル総ナメ

優勝トロフィーを掲げ、喜びを爆発させるブラジルメンバー photo/Getty Images

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ついにブラジルの時代が復活か!?

6月に開幕した“南米No.1”を決める熱き祭典も、ついにフィナーレを迎えた。開催国のブラジル代表が、2007年大会以来4大会ぶり9度目の優勝を成し遂げている。

現地時間7日にコパ・アメリカ2019の決勝が行われ、ブラジルとペルーが激突。グループリーグでブラジルはペルーに5-0で大勝しているが、この試合は粘り強い守備に苦戦を強いられる。ただ、ガブリエウ・ジェズスの1ゴール1アシストで前半を2-1で折り返した。

このままブラジルが試合を優位に進めるかと思われたが、ただでは終わらないのが南米の戦いだ。全得点に絡んでいたG・ジェズスが、70分にこの日2枚目のイエローカードをもらい退場処分。数的優位となったペルーが徐々に反撃を試みる。しかし、その嫌な流れをエベルトンが断ち切る。87分にドリブルで仕掛けると、ペナルティエリア内で倒され、貴重なPKをゲット。これをリシャルリソンがしっかり決め、勝利を手繰り寄せた。試合はこのまま終了し、母国の大勢のファンが見守る前でペルーを3-1で撃破したブラジルが、栄光を手にしている。
ブラジルはフェアプレイ賞も受賞しており、MVPにはそんなセレソンを牽引した百戦錬磨のダニエウ・アウベスが輝いた。また、得点王はエベルトン、最優秀GKはアリソンと、ブラジルがコパ・アメリカ2019のタイトルを総ナメしている。ネイマールが直前の親善試合で負傷し、エースを欠いた状態で迎えた今大会。決定力が問題視されることもあったが、わずか1失点に抑えるなど大会を通じて安定した強さを披露して見せた。ついにサッカー大国ブラジルの時代が帰ってきたかもしれない。



参照元:YouTube

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