いつの日か主将も!? インテル愛を貫く“若きCB”が残留宣言

インテルの守備を牽引するシュクリニアル photo/Getty Images

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インテルで幸せ

今夏も人気株となっているインテルのスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルだが、移籍は全く考えていないようだ。

2016年1月に母国スロバキアから守備大国イタリアへ戦いの舞台を移した現在24歳のシュクリニアル。サンプドリアへ加入し、最初の半年間は思うような出場機会を得られなかったが、2年目となる2016-17シーズンに頭角をあらわす。優れた対人能力や守備範囲の広さなどでリーグ戦35試合に出場し、チームの主力として活躍したのだ。

すると、シュクリニアルに目をつけたインテルが2017年7月に獲得。このスロバキアの若き逸材は、ミラノの名門クラブでもすぐさま定位置を確保し、2017-18シーズンはリーグ戦全試合にフル出場を果たした。そして、2018-19シーズンも35試合に出場しており、インテルで最も必要不可欠な存在に。それだけでなく、ユヴェントスのジョルジョ・キエッリーニやナポリのカリドゥ・クリバリらと比較されることも多く、今ではセリエAを代表するセンターバックとなっている。
こういった活躍もあり、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンなど、多くのビッグクラブが獲得に興味を示している。これまでインテルへの愛をたびたび口にし、今年5月に所属クラブと2023年までの契約を新たに締結したばかりでもあるが、今もなお移籍の噂が絶えない状況だ。

そんな中、インタビューに応じたシュクリニアルが今夏の去就について言及。伊『SEMPREINTER』によると、「僕はいつだって、ここ(インテル)に残りたいと言ってきた。僕はここで幸せなんだ」とクラブ愛を改めて強調し、新シーズンもインテルでプレイすることを断言したという。

そして、クラブの将来を担う若手と期待されていることもあり、昨季はサポーターからキャプテン待望論なども挙がっていた。その件ついて聞かれると「現時点ではそれについて考えてはいないよ。でも、いつの日かキャプテンになれたら素晴らしいことだね」とコメントしている。

アトレティコ・マドリードから百戦錬磨CBディエゴ・ゴディンが加入したことで、欧州でもトップクラスの守備陣が揃ったインテル。その一角を担うシュクリニアルは、近年タイトルから遠ざかっているクラブに、栄光をもたらすことができるのか。

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