遠征ボイコットのアーセナル主将にOBが喝! 「お手本とは言えない」

アメリカ遠征への帯同を拒否しているコシェルニー photo/Getty Images

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「愛しているけど、これは悪い決断」

2019-20シーズン開幕前に予定されているアメリカ遠征への参加を拒否したことが報じられたアーセナルのDFローラン・コシェルニー。今夏限りでの同クラブとの契約解除、ならびに故郷であるフランスのクラブへ移籍することを要求してのボイコットとのことだが、この主将の行動にクラブOBが苦言を呈している。

コシェルニーに厳しい言葉を向けたのはイアン・ライト氏だ。英『Daily Mail』によると、ライト氏は同選手がこれまでチームに貢献してきた功績を称えつつも、規律を重んじて行動するべきと次のように主張した。

「コシェルニーはアーセナルに信じられないほど貢献してくれた。素晴らしい財産を残し、伝説的な地位を残したよ。ただ、今の時期はみんなが一緒にいることに意味がある。チームは新たな厳しいシーズンに向かっているんだ。我々のキャプテンが見せている今回のような振る舞いは彼の遺産を台無しにするものだ。私は困惑しているよ。なぜだローラン? 君の相談相手は誰なんだ? ソイツは君になんて言ったんだ? もし私が君の代理人だったなら、この行動にとても失望するね。あまり先延ばしにせず、早期解決できることを願っているよ。彼の行動はお手本とは言えない。アーセナルは迅速かつ規律を重んじて行動を起こすべきだ。ローランのことは愛しているけど、これは悪い決断だ」
どうやら、ライト氏はコシェルニーの振る舞いに深く失望しているようだ。おそらく、多くのアーセナルファンが同じ気持ちだろう。しかし、キャプテンがこれほどまでの行動を起こすのにはそれなりの理由があるのかもしれない。

はたして、アーセナルのキャプテンをめぐるこの騒動はどのような結末を迎えるのか。新たなシーズンにむけて始動した今、チーム一丸となりたいところだが。

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